ハーレクイン・シリーズ
都合のいい結婚 Ⅴ
愛のたくらみ
未婚のまま息子のサムを育ててきたジョリーンは、悩んでいた。ろくでなしだった元恋人の両親が、サムの養育権を譲れと言うのだ。幼なじみのデッカーはそれを見かねて偽装結婚を提案してきた。億万長者の彼と結婚すれば、祖父母も手出しができないからと。彼女はサムのために申し出を受け入れ、慌ただしく結婚式を挙げた。ところが、“偽装”のはずのキスに激しい戦慄を覚えてしまい……。
ボスに失恋?
秘書のシーリアは、ボスのアーロン・ブラボーに思いを打ち明けた。「きみに関心はないし、これからも持つつもりはない」冷たく拒まれたけれど、彼女は愛を伝えられただけで十分だった。彼が熱い瞳で見つめているような気がするのも、思い違いだろう。ところが数日後、アーロンがシーリアに言う。「実家に帰るんだが、同行してもらえないだろうか?」
-
- 頁数
- 448頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2009年11月20日
-
- 定価
- 1,047円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-75359-5
-
- 書籍番号
- P-359
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
人気ミニシリーズ『都合のいい結婚』、今月のヒーローは誘拐されたブラボー家の息子デッカーと、一家のはみだし者ブレイクを父に持つ三兄弟の一人、アーロンです。波瀾に満ちた一家の系譜を辿る男たちが見つける情熱的な愛を、人気作家クリスティン・リマーが描きます。