ハーレクイン・シリーズ
カーリーは、クリスマスイブの花嫁になれなかった。式の前日、友人どうしだった兄と婚約者が雪山で命を落とし、思い描いていた輝かしい未来は、ぷつんと途切れてしまった。兄の親友ジェイクは、なぜか二人の死に責任を感じているようで、あの悲劇以来、町を離れた彼女を遠くから支え続けてくれている。七年目のクリスマス、家族に請われ仕方なく戻ってきた彼女は、思いがけずジェイクのやさしい笑顔に迎えられた。「おかえり、カーリー。きみを待っていたんだ」雪に覆われたあの山を見るのはいまだに辛いけれど、ジェイクの温かいまなざしに、カーリーの心は甘くざわめき……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年11月20日
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- 著者
- メリッサ・マクローン
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- 訳者
- 八坂よしみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-22061-5
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- 書籍番号
- I-2061
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モニター
切なくて胸がチクチクするお話でした。ヒロインの悲しみやとまどいが痛いほどしみこんできて、ページをめくるのがつらくなるほどです。オレゴンの冬の大自然と周りの人々の温かさに救われます。そしてヒーロー! 本当に強い男性って包容力と忍耐力なのかなとつくづく感じました。現代の騎士という感じです。こんな男性がいるとは思えないくらい出来すぎ男性です。(笑)
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モニター
お互いに惹かれあいつつも過去に縛られなかなか素直になれない二人がじれったくて、はがゆくて、読んでいてうずうずしてしまいました。ジェイクがとても優しくて包容力があり魅力的。一筋縄ではいかない展開に最後までハラハラしましたが、読み応えがありとてもおもしろかったです。
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モニター
クリスマスソングが流れてきそうなロマンティックな内容でした。自分は体験できないけれど、読んでいるとストーリーに吸い込まれていきそうで、よかったです。
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モニター
カーリーとジェイクが、辛い過去を乗り越えて、やっと初恋をかなえるステキなお話でした。キュートな甥と姪が、二人の距離を縮める役割をしていて微笑ましいし、クリスマスの色鮮やかな景色が、読んでいて浮かんできました。あっという間に読めてしまうお話ですが、二人が再び親密になっていく過程が丁寧に書かれていて、読み応えがありま
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モニター
お互いが必要なんだと感じなが
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モニター
他人なら心配しなくて済む、でも恋しい人は危険な雪山に山岳救助隊員として行かなければならない。戻ってきてくれるまでの時間は辛い。カーリー野選択は・・・。クリスマスのきらびやかな飾り付けの様子や決められた儀式がとっても厳かに綺麗に書かれていてクリスマスがいかに大事で心に残るものなのかが解かりました。素敵なホームパーティを想像させてくれます。
夫と娘二人、息子一人とともにオレゴン州に住む。大学で機械工学を学んだ彼女は、自分がロマンス小説を書くようになるとは思ってもみなかったと語る。執筆をしていないときは、ソファに丸くなって紅茶を飲みながら本を読むのが好き。