ハーレクイン・シリーズ
私があの気難しいCEOの秘書に採用されたの? フランチェスカは喜びと不安で胸がいっぱいになった。 ハリソン・グラントは女性たちを虜にする甘い容姿とは裏腹に、 些細なミスも許さない冷酷な仕事ぶりで知られている。 密かにハリソンに焦がれるフランチェスカは、 ボスに認められたくて懸命に働くが、労いの言葉一つなかった。 やっぱり彼は私のことなんてなんとも思ってないのね。 その矢先、重要な契約が整ったあとの高揚感のせいか、 車内でハリソンに誘惑され、唇を許してしまった彼女は……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年03月05日
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- 著者
- ジェニファー・ヘイワード
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- 訳者
- 宮崎亜美
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年02月14日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13397-7
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- 書籍番号
- R-3397
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ぬい
とても面白かったです!“等身大の女性”を感じる性格や、コミカルな言い回しに親しみを持てる主人公のフランキー。仕事人間だからこそ、時折見せる優しさや弱さにキュンとくる相手役のハリソン。二人のやり取りに心惹かれました。また、作中では、ある目的を果たすためにセレブな世界で立ち回る非日常。更に、ハンサムな男性との上品な愛の営みに浸る事ができます。文章も読みやすくて、いっそう物語に夢中になりました。
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モニター
復讐に燃える長身でハンサムなヒーローと、そのヒーローを支えるスタイル抜群で極上の脚を持つ純真な秘書のヒロイン・・この要素だけで羨ましい限りです。孤高のヒーローの心を溶かすのはやはり忖度なしの純粋な心。闇に悶える中に射す安らかな光、1度その深い優しさを味わってしまったらもう手放せない・・とはいえそんな簡単にはいきません。強い男性の弱い部分に触れた時の母性があふれ出てしまいそうで、とても良かったです。
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モニター
初の作家さんでしたがいいお話でした。ヒロインのお兄さんが好きですね個人的には。妹をよくみていて愛情がわかります。ヒーローが冷酷な復讐をやるためにヒロインや弟はガッカリしますが最終は納得してヒロインや弟の気持ちに報いるから良かったです。
悩めるティーンエイジャーだったころ、姉のハーレクインをくすねて読んだのが、ロマンス小説との出合いだった。19歳のとき、初めて書いた小説を投稿するも、あっけなく不採用に。そのとき母に言われた「あなたにはもっと人生経験が必要ね」という言葉に従い、広報の職に就いた。名だたる企業のCEOと共に世界中を旅して回った経験が、確かに今の仕事に役立っているという。2012年、ハーレクインの新人作家コンテストで入賞し、ついにデビューを飾った。カナダ、トロント在住。