ハーレクイン・シリーズ
捨てられたガラスの靴
砕け散ったガラスの靴を今ふたたび、拾い集め……。
ターシャはやむにやまれぬ事情で勤め先の病院を辞め、 医師の兄を頼って故郷に帰ってきた。 目下、兄から与えられた仕事は、退院する骨折患者の看護だ。 その患者とはなんと、途方もなくセクシーで傍若無人な兄の友人、 さる公国の皇太子アレッサンドロだった。 17歳のころ、ターシャが憧れ、悲惨な失恋をした相手。 アレッサンドロに誘われたあの夜、純潔を捧げる覚悟だったのに、 彼はドレスを脱がせている途中で侮辱の言葉を浴びせ、去ったのだ。 だが、10年ぶりに再会したアレッサンドロはさらに魅力を増していた。 古傷の疼くターシャの胸に、恋の悪魔がふたたび忍び寄り……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年03月20日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 森香夏子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年02月28日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22555-9
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- 書籍番号
- I-2555
読者レビュー
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モニター
小児科医ターシャと王子アレッサンドロの駆け引きは、それぞれの立場から心情を描いていてドキドキ感があります。また、ターシャの兄ジョシュとメーガンとの関係も描かれていて、個人的にはこちらの方が気になったかな。そういう点では二つのストーリーが楽しめる作品と言えると思います。
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モニター
サラ・モーガンの作品は初めて読みましたが、読み進めるうちに、どんどん先が読みたくなる作品でした。ヒーローが、プレイボーイの王子という設定でしたが、
私の予想を覆すヒーローで、とっても素敵でした!ヒロインの兄と恋人の後日談が気になりますが、好きな作品でした。
イギリスのウィルトシャー生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚して、2人の息子の母となった。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入りだという。