ハーレクイン・シリーズ
水害で愛する家族も家もすべてを一瞬にして失ったハリー。 高級ホテルの客室係として働き始めた彼女を支えていたのは、 いつか誠実な男性と温かな家庭をもちたいという夢だけだった。 それなのに、私はなんて愚かだったのかしら? 雇い主のホテル王クリスティアーノに誘惑されて一夜で妊娠。 ベッドからもホテルからも追いだされ、独りぼっちで我が子を産み育てることになるなんて……。困窮に耐えきれず、 すがるようにクリスティアーノを訪ねたハリーは、残酷な言葉に身を震わせた。「君と結婚する。だが愛するのは息子だけだ」
-
- 頁数
- 224頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2019年02月20日
-
- 著者
- ジェニー・ルーカス
-
- 訳者
- 深山咲
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2019年01月31日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-13392-2
-
- 書籍番号
- R-3392
-
kikko
愛を知らずに育ったホテル王ですがハリーの優しさに最後には愛を取り戻す・・・王道のロマンスですが可愛い息子や父親など脇役の登場もスパイスが効いていて楽しめると思います
-
ポテト
写真を見て憧れていたヒーローと結ばれたのも束の間、突然の別れ。最初っから劇的でロマンチックな展開が続々で、ドキドキしっぱなし。本当は愛情豊かで温かいヒーローの良さがどんどん明らかになっていくにつれ、私もメロメロになってしまいました。
-
モニター
ヒーローは、子どもの頃辛い目に遭ったとはいえ、ヒロインに対して題名にある暴君のように振舞うのはひどすぎます!また題名の小鳥(皆を魅了するヒロインの歌声も意味している?)のようにヒロインは優しすぎますが、大事な子どものことでは遠慮なく言い返したり、我慢の限界を超えた時、ヒーローをやり込めて出ていくところで胸のすくような思いになりました!苦労続きだったヒロインがやっと幸せをつかんでよかったです。
-
読み終わった瞬間、私のお気に入りの一作になりました!家族の大切さ、大事さ、いかに愛する事が大変でも、努力が大切である事を教えてくれる素敵なお話。もちろん!ヒロインと恰好良過ぎるヒーローとのロマンスも満載で、途中ハラハラしますが、諦めずぜひラストまで読んで欲しい作品です。ヒロインの友人達のお話があればぜひ!読みたいです!【モニター】
【編集部より】4/20刊の関連作『屋根裏部屋のシンデレラ』もお楽しみに!
書店を経営する両親のもと、たくさんの本に囲まれ、アイダホ州の小さな町で遠い国々を夢見て育つ。16歳でヨーロッパへの一人旅を経験して以来、アルバイトをしながらアメリカ中を旅する。22歳でのちに夫となる男性に出会い、大学で英文学の学位を取得した1年後、小説を書き始めた。育児に追われている今は執筆活動を通して大好きな旅をしているという。