ハーレクイン・シリーズ
フレイアは極貧の中、両親に応援されてバレリーナになった。 でも今、不治の難病に苦しむ母の命は風前のともしびだ。 彼女がバレエ団を所有する大富豪との結婚を受け入れたのは、 高額な治療費を払ってもらう条件と引き換えだった。 ところが、婚約者と敵対する大富豪バンジャマンによって、 フレイアはさらわれ、大金を取り返すための人質にされてしまう。 案の定、フレイアを愛していない婚約者はお金を払わなかった。 すると、バンジャマンは婚約者と同じ契約結婚を彼女に申し出た。 また私はお金で買われるの? 初めて心を奪われた男性に?
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年02月05日
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- 著者
- ミシェル・スマート
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- 訳者
- 若菜もこ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年01月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13390-8
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- 書籍番号
- R-3390
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モニター
最近、人生には「運命の出会い」があるのだと感じることが多いのですが、この物語もまさに運命の出会いから始まりました。愛し合う運命だと気づかずに傷つけ合い苦しむ二人に胸が痛みましたが、やがてお互いへのあふれる愛を知った時の二人には、温かく優しい気持ちになりました。
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モニター
まるで兄弟のように育った人達に裏切られ、復讐のためその婚約者ヒロインをさらってしまうヒーロー、最初はなんて身勝手な人なんだろうと思いましたが話が進むにつれヒーローの誠実さや、優しさが解ってきて好ましく思いました。復讐のためとはいえ最初からひかれあっていた二人、ヒロインもだんだんヒーローに心を許して行きハラハラした所もありましたが、一気に読めました。
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プロヴァンス富豪の脅迫を読んで、フレイアのひたむきな姿に心を打たれました。バンジャマンとフレイアのシーンは特に良かったです。文章も読みやすくて本の世界に入り込めました。また続編が読みたいと感じるストーリーでした。【トマトちゃん】
【編集部より】続く3/20刊『スペイン富豪の華麗な策略』、5/5刊『光の乙女と闇の大富豪』もご期待ください! -
モニター
お互い一目で惹かれあった2人。最悪のタイミングで出会い、仕組まれた再会を経て歩み寄るのかと思ったら!ここからがロマンス小説の醍醐味ですね。素直になれないヒロインと気持ちと裏腹な態度をとってしまうヒーローに焦れ焦れしながらあっという間に読み終えました。家族に恵まれなかったヒーローがようやく手にいれた幸せ、ラストシーンがとても素敵でした。
イギリス人作家。ぬいぐるみより本を抱いて寝るのが好きだったというほど、生まれながらにして本の虫だった。まだ少女のころ読んだおとぎばなしに、ロマンスの片鱗を感じていたという。「本はいつも胸をときめかせてくれます。まるで初恋のように」と語る彼女は、自分の書くロマンスが、読者の心にもそんなときめきを届けてくれることを願っている。