ハーレクイン・シリーズ
カフェで働くキアラは、週末は実家のベーカリーを手伝い、 母を亡くしてからすっかり元気を失った父を支えている。 だが、その店の経営もしだいに傾き始め、彼女は悩んでいた。 そんなとき願ってもない申し出が飛びこんできた。 事情を知ったカフェの常連客である会社社長ラゼロが、 重要な商談の場に婚約者として同行してくれれば、 見返りとして店の融資に全面的に協力しようというのだ。 彼の黒く輝く瞳に射ぬかれ、気づけばキアラは承諾していた。 まさかラゼロを本当に愛してしまうことになるとも思わずに。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年02月05日
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- 著者
- ジェニファー・ヘイワード
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- 訳者
- 秋庭葉瑠
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年01月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13388-5
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- 書籍番号
- R-3388
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のりりん
ストーリーが私好みの庶民の女性と抗えない魅力のセレブ男性が、かりそめの婚約をする設定。王道だがこの設定が一番好きで度々選んでしまいます。疑似恋愛できるハーレクインマジック。もう私はキアラ。二人のかけ引きや心のすれ違いにハラハラドキドキ。惹かれ合う二人。ダンスのシーンで盛り上がり情熱的なキスを交わす。山あり谷ありキアラと同調してときめいたり傷ついたり。ロマンスへのトキメキが戻ってくるようでした。
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モニター
立場は違うけれど苦労人で努力家な2人にとても好感が持てました。2人の過去に関わる人物が何か仕掛けてこないかヒヤヒヤで最後まで目が離せません。また、華やかな世界にふさわしい内装や衣装など、細やかな説明がされており、視覚的にも楽しめる作品です。
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王道のハーレクイン作品でした。一つ一つのエピソードが、盛り込まれすぎなのかな? もう少し一つのことを掘り下げてもらえたら良かったなって。個人的好みですと、せっかく,前の彼女が登場したのですから、もう少し波乱な展開があると,どきどきが倍増したのになって思います。 もしかすると兄や弟のストーリーも今後あるのかな?【モニター】
【編集部より】本作ヒーロー、ラゼロの兄がヒーローのR3371『十八歳の恋は今』もぜひお楽しみください!
悩めるティーンエイジャーだったころ、姉のハーレクインをくすねて読んだのが、ロマンス小説との出合いだった。19歳のとき、初めて書いた小説を投稿するも、あっけなく不採用に。そのとき母に言われた「あなたにはもっと人生経験が必要ね」という言葉に従い、広報の職に就いた。名だたる企業のCEOと共に世界中を旅して回った経験が、確かに今の仕事に役立っているという。2012年、ハーレクインの新人作家コンテストで入賞し、ついにデビューを飾った。カナダ、トロント在住。