ハーレクイン・シリーズ
カリブ海の島にあるリゾートホテルで働くブリアンは、 ボスのゲイブから不意にプロポーズされ、思わず息をのんだ。 黒髪と青い目のボスに愛される夢がついにかなうの? だが詳しい話を聞いて、ブリアンはひどく動揺した。 ニューヨークの富豪一族の一員であると判明したゲイブは、 祖父から遺産相続の条件として結婚を言い渡されたという。 さらに彼は別れた妻が残した赤ん坊の母親を必要としていたので、 信頼できるブリアンが選ばれたというわけなのだ。 人知れず失望した彼女に、ゲイブは冷徹に言い放った! 「この結婚は契約に基づいたビジネスだから体の関係は含まれない」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年02月05日
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- 著者
- ジョアン・ロック
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- 訳者
- 藤峰みちか
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年01月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51837-8
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- 書籍番号
- D-1837
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くぅ。
契約結婚かぁと思いながら読んでましたが、ヒロインもヒーローもお互いに惹かれあっている。育った環境は全然違うのに価値観、感性がいっしょというのが二人を結び付けている。ヒーローの息子へヒロインが自然に愛情を注いでいる姿が微笑ましい。息子もかわいいの「だぁー」。他のマクニール家の話も読んでみたくなった。
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モニター
プロローグ、カリブの海辺はきっとこんな風が吹くのかとまるで、映画鑑賞してるような文体で始まります。お互い引かれあってるのに仕事上のお付き合いと自制心が壁で一歩踏み出せない二人にとあることが転機となって話が進んで行くのですが・・ゲイブの外堀の埋め方がもう好きで好きで一人で萌えまくりです。優しく思いやりに溢れた彼なら幸せにしてくれそ~
ヒロインのブリアン、幼少期を都会で過ごした割りには嘘や駆け引きなどしない正直者でヒーローの心を独り占めしてる女性です。一人で逞しく生きてきたのに恋に落ちると弱い一面が出て弱気な彼女がまた可愛いのです。とにかく上手く世の中を渡ってきた二人が、恋に落ちると不器用でこうも可愛くなるのかとニマニマしてしまう作品でした。
4度のRITA賞ノミネート経験がある実力派作家で、ハーレクインから70作以上の作品を上梓。生まれつきの楽観主義者なので、いつも物事の良い面を見つけようとしている。愛は奮闘して手に入れる価値があるという人生観の持ち主の彼女にとって、ロマンス小説の執筆はまさにぴったりの仕事と言える。ゴールデンハート賞をはじめとして数多くの受賞歴を誇る。