ハーレクイン・シリーズ
その日、スカイエは10カラットのダイヤの結婚指輪をはずした。 イタリア人富豪マッテオに熱烈に求愛され、結婚したのに、 二人の薔薇色の日々は1カ月しか続かなかった。 マッテオは最初から、妻を愛してはいなかったからだ。 その証拠に彼はすんなり離婚に応じ、スカイエをさらに傷つけた。 でも、いちばんの秘密は守れた。安心した直後、彼女は気を失う。 スカイエを助け、病院に運んだのはマッテオだった。 しかし意識が戻った彼女が見た、夫の表情はひどく険悪だった。 「おなかの子は渡さない」そして、彼は離婚の書類を破り捨てた!
-
- 頁数
- 224頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2019年01月20日
-
- 著者
- クレア・コネリー
-
- 訳者
- 麦田あかり
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2018年12月22日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-13385-4
-
- 書籍番号
- R-3385
-
モニター
ある意図があってヒロインに近づいたヒーローではありますが、いつの間にかヒロインを傷つけないことが最重要事項となっていくところに胸キュンでした。物質的には恵まれていたヒロインが、本当の愛に包まれた時、今までの呪縛から解き放たれ、ヒーローと幸せになる姿に涙しました。
-
モニター
子供が出来たことでハッピーエンドを迎えるハーレクインは多いですが、この物語はそこから始まります。傲慢ヒーローの心無い言葉に深く傷付くヒロイン。それでも、何とか現実と前向きに向き合おうとする姿が心を打ちます。そんな彼女が心折れ、とうとう離れる決意をした時、ようやくヒーローは自分の本心に気付きます。ヒーローの愛を語るセリフが美しい。翻訳の麦田さんはいつも素敵な訳をされます。オススメの一冊です。
-
モニター
愛する男性に騙されて結婚させられ、離婚を求めるもお腹の子を盾に結婚生活を続ける事を強いられたヒロイン。ある出来事から彼女はどうしてもヒーローの側に居られずに家を出て行ってしまいます。それを止めようとするヒーロー。ヒロインを騙して結婚する原因となったホテルよりも、妻が大事だと気付いた本心からの愛の告白も妻の心を開く事が出来ずにとても切ない気持ちになります。物語のキーとなるホテルや運河、ゴンドラなどベネツィアの街並みの描写はとても素敵です。
オーストラリアの熱帯雨林に囲まれた小さな町で育つ。幼いころから、ロマンス小説を特に好んで読んでいた。初めて小説を書いたのは15歳のとき。2014年5月に作品を発表して以来、電子出版にて50作以上を上梓し、50万以上のダウンロード数を記録している。私生活では、17歳のころに出会った男性と10年以上つき合って結婚し、現在は子育てと執筆に励んでいる。