ハーレクイン・シリーズ
黒騎士と悲しみの乙女
“君を微笑ませ、幸せにしてあげたい”
あれは私を弄ぶための方便だったの?
妹の結婚式だというのに、ケイトは祝福できずにいた。 ずっと思い焦がれていた人を美人の妹に奪われ、 あげく花嫁の付添人まで務めることになるなんて……。 そんな彼女の深い悲しみを見抜いたかのように、 花婿の付添人が青い瞳でこちらをじっと見つめてきた。 ブレイク・ランドール──世界に名を知られた大富豪は、 ケイトをダンスに誘い、笑わせ、体調や仕事の心配をし、 あっという間に彼女の心を鷲づかみにしてしまう。 無垢なケイトは気づきもしなかった。彼の本当の狙いさえも。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年01月05日
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- 著者
- ミランダ・リー
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- 訳者
- 藤村華奈美
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年12月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13382-3
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- 書籍番号
- R-3382
読者レビュー
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ななゆう
ヒロインの真面目な性格と、黒騎士ことヒーローも女性とは遊び慣れているはずなのにヒロインに対しては真剣で誠実さを見せるため、お互い惹かれ合っているのになかなか結ばれず、すれ違ったりで最初はもどかしい思いで読みました。途中からは真剣に思い合っている二人が幸せになるように願いながら読みました。
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ヨコ
自分に自信がなくて、一目惚れした男性を美人の妹にとられてしまい、さらに自信が無くしたヒロイン。新夫の付添人のプロデューサーであるヒーローに少しずつ自信を付けてもらいながら成長します。彼を好きになり、素晴らしい女性に成長し女優になってくところはワクワクして読み込みました。自信がないところは自分と重ねて読んでましたが、やはり物語は夢がありますね。自信をもてれば最高ですね。
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リィヤ
適度にセクシーで、深刻すぎず、久しぶりのハーレクインでしたが読みやすかったです。
オーストラリアの田舎町に生まれ育つ。全寮制の学校を出て、クラシック音楽の勉強をしたのち、シドニーに移った。幸せな結婚をして3人の娘に恵まれたが、家にいて家事をこなす合間に小説を書き始める。現実にありそうな物語を、テンポのよいセクシーな描写で描くことを得意とする。趣味は幅広く、長編小説を読むことからパズルを解くこと、そして賭事にまで及ぶ。