ハーレクイン・シリーズ
放蕩者の父の代わりにエミリーが切り盛りする社交クラブは、 父が賭事で大負けしたせいで経営の危機に直面していた。 もはやあの大富豪の買収話に応じるしか道はない。 ラモン・デ・ラ・ベガ──スペイン公爵家の末裔で、 公私ともにゴシップ誌を賑わせている美貌の辣腕実業家だ。 彼は罪深い微笑みを浮かべた。「今日から君は僕の部下だ」 傲慢なラモンに反感を抱きながらも彼の巧みな誘惑に負け、 エミリーは熱に浮かされたようにわが身を捧げた。 一夜限りの喜びが、小さな命をもたらすとは夢にも思わずに。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年01月05日
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- 著者
- アンジェラ・ビッセル
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- 訳者
- 西山南海
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年12月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13381-6
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- 書籍番号
- R-3381
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モニター
ヒロインがスマートだし、器量もよいので、すっと物語の中に入っていけました。一方のヒーローもとてもセクシー。この二人が出会ってどんな化学反応を起こすのか、終始わくわくして読む手が止まりませんでした。女の子なら一度は思ったことがある“彼の例外になりたい”という気持ちを、あの手この手でくすぐり続けてくれる素敵な1冊でした。
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じゅんじゅん
哀しい生い立ちを持ちながら健気に生きるヒロインにひたすら好感が持てました。内容としては王道中の王道で、安心して読めます。個人的にはもう少しサプライズがあっても嬉しかったかな?
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モニター
心優しいヒロインと人を愛する事が怖いヒーロー。ヒーローは億万長者でプレイボーイでとってもカッコいい。ヒロインが自立していて、頼り切っていないところも応援したくなる。愛することがわからないヒーローだけど、ヒロインの事が好きなんだなって。ヒーローのお兄さんもなんだか素敵。お兄さんのロマンスにも期待して、心温まるハッピーエンドでお似合いのカップルでいいお話でした。
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モニター
ヒロインのエミリ―が周囲の家族や状況に振り回されながらもラモンに真っ直ぐ向き合って自分の気持ちを伝える姿が好ましく応援したくなります。最後まで一気に読んでしまいました。
幼いころから空想とロマンスに夢中で、ロマンス作家になるべくしてなったと言う。ヨーロッパ、エジプト、イスラエル、トルコ、ギリシアの島々を旅して回り、ロンドンでホテル勤務の職を得て数年間働いたのち、現在はニュージーランドのウエリントンに在住。夫と猫とともに暮らしながら、作家としての夢を追い求めて挑戦を続けている。