ハーレクイン・シリーズ
侯爵に恋した人魚姫
愛とは無縁に生きてきた。
彼の瞳に溺れるまでは。
海辺にある親戚の領地を取り仕切るタムシンには、 秘密の日課があった。それは、人目を盗んで裸で泳ぐこと。 ある日タムシンが泳いでいると、突然海の中から男性が現れて彼女の両肩をつかんだ。そして生気を求めるようにキスをした。 男性はタムシンを抱き上げて砂地を横切り、そのまま意識を失った。 大天使を彷彿とさせる、たくましく美しい金髪の男性── どこか冷徹な雰囲気のある彼は、とびきりのハンサムだ。 冷えきった彼を屋敷に運ばせ、風呂に入れて介抱していると、 悪態をつきながら青い目を見開いた彼がふとタムシンを見つめた。 そのときタムシンは恋に落ちた。彼が侯爵だとは夢にも思わずに。
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年01月05日
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- 著者
- ルイーズ・アレン
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- 訳者
- 高橋美友紀
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- 定価
- 906円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年12月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-33298-1
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- 書籍番号
- PHS-198
物心ついたときから歴史に興味を抱き、8歳のときには3ページの歴史小説を書いた。地理と考古学の学位を持ち、特定の風景や場所から、小説を書くインスピレーションを得ることが多いという。とくにヴェネチアやブルゴーニュ、ギリシアの島々からはこれまでに多くのアイデアが生まれた。ヒーローのモデルにもなる最愛の夫とイングランドのベッドフォードシャーに在住。友人とフランセスカ・ショー名義での共著も多数ある。