ハーレクイン・シリーズ
幼な妻の憂い
18歳年上の銀行家マークとダナが結婚して、2週間。 冷静で思慮深く、大人の魅力をたたえた彼にひと目で心奪われ、 周囲に祝福されて花嫁となった。でも、幸せの絶頂にいるはずのダナは無垢なままでいることに不満を募らせていた。 結婚初夜、夫は17歳の妻とはベッドを共にしないと宣言したきり、 ダナに指一本触れようとしない。わたしは身も心も彼と結ばれたいのに。 ところが、マークがつい口にした言葉を聞いて、ダナは愕然とする。 “脅迫”──この結婚はダナの父親に脅された結果にすぎない、と。 打ちのめされたダナが、優しく慰めてくれる夫の弟に心を許すと、 それに気づくや、マークは怒りを露わにし、妻を我が物にしようと……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年01月05日
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- 著者
- ケイ・ソープ
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- 訳者
- 寺尾なつ子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年12月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58471-7
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- 書籍番号
- K-591 (初版R-3042)
1935年にイングランド中部のシェフィールドで生まれる。学校を卒業後、さまざまな職業を経験したのち、初めて完成させた作品が認められて1968年にデビュー、ミルズ&ブーン社のロマンス黎明期を支えた。これまでに著作は70作以上を数え、今も根強いファンを持つ代表作家の一人。