ハーレクイン・シリーズ
ザルツブルクに響く鐘
異国で迎える季節 Ⅰ
大嫌いなクリスマスシーズンは波乱の予感で始まった。
トラベル・コンサルタントとして働くデヴォンはある日、風邪をひいた同僚に出張をかわってほしいと頼まれた。世間は大嫌いなクリスマスムード一色。仕事をしていれば浮かれた街並に心乱されずにすむだろうとデヴォンは二つ返事で引き受けてすぐさまドイツに飛び、空港でクライアントのカル・ローガンと落ち合う。カルはやり手の実業家と名高い、思わず見とれるほどのハンサムだ。苦手とするタイプの男性だが、大口の客を逃すわけにはいかず、デヴォンは微笑を浮かべて挨拶をしかけた。その瞬間、信じられないことが起きた。カルに唇を奪われたのだ!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年11月20日
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- 著者
- マリーン・ラブレース
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- 訳者
- 広瀬夏希
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51342-7
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- 書籍番号
- D-1342
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- ミニシリーズ
- 異国で迎える季節
読者レビュー
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モニター
恋に落ちる二人の出会いはビジネス上の付き合いでした。ちょっとしたハプニングを2人で協力して乗り越えた時には親密な関係になっていた。でも、まだまだ信頼しあえなくて……。
題名を見た時、初めてドイツが舞台のお話に当たったとワクワクしました。
期待を越える異国情緒たっぷりの美しいドイツのクリスマスの景色や空気そのものが感じられ、一緒に旅をしている気分になってうっとり。そんな中、しっとりとした大人の恋が進んでいきヒロインと一緒にドキドキしました。クリスマスの季節にぜひ読んでほしい、そんなお話です。 -
モニター
本の世界に引き込まれていきそうなぐらいワクワクドキドキしました。クリスマスならではの大人の恋愛にキュンときました
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アメリカロマンス小説界最高峰のRITA賞をはじめ、数々の受賞歴を誇り、USAトゥデイのベストセラーリストにもしばしば登場する人気・実力ともに一流の作家。アメリカ空軍士官として、国防総省や世界各地の基地で二十三年間を過ごしたのち、小説家に転身したという異色の経歴の持ち主でもある。作品数は五十を超え、世界中で出版されている。執筆以外の時間は、彼女だけのハンサムなヒーローである夫と一緒に、旅行やゴルフ、友人や家族とのにぎやかなディナーを楽しんでいる。