ハーレクイン・シリーズ
苦境に追いつめられたCEO秘書のバージニアは今夜、 ボスのマルコスのペントハウスを訪れていた。 優秀な経営者だった父が妻に先立たれて身を持ち崩したため、 バージニアはその借金を肩代わりしようと、 密かに慕っているボスに、恥を忍んで給金の前借りと支援を願い出た。 するとマルコスは見返りとして、1週間恋人役を演じるよう求めてきた。 復縁をもくろむ身勝手な元恋人に見せつけるために。 わたしは小道具にすぎない。なのにそれでも、胸がきゅんとしてしまう。 演技のキスが、やがて情熱に火をつけ……。でも、これは見せかけ……。 しかし気づけば、バージニアはマルコスの子を、身ごもっていた──
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年01月05日
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- 著者
- レッド・ガルニエ
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- 訳者
- 土屋恵
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年12月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51833-0
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- 書籍番号
- D-1833
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モニター
過去の辛い経験から本気の恋を避けているヒーローは、元恋人やヒロインだけでなく、自分の心さえ騙すことになるのを最初から予見しています。なのにヒロインにベタぼれなのはモロバレで、どうしたら彼女をずっと傍においておけるのかと悩む姿に、早く素直になればいいのにと、背中を押してあげたくなります。ヒロインがただ流されるだけではなく、ちゃんと自分の考えをもっているところにも好感がもてました。
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モニター
強烈に引かれ合うボスのマルコスと秘書のバージニアが、表向きは偽りの恋人として初めて愛を交わすまでのお互いに秘めた心の葛藤と愛情が溢れ燃え上がる様子にドキドキワクワクすること間違いなしです。雇い入れた日から惹かれていたというマルコスが、その後ますますバージニアに陶酔していく過程と、授かった新しい命と共に迎えるハッピーエンドが、同じ女性として必ず読者の憧れとなることでしょう。
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EDAMAME
バージニア、頼む、僕を止めてくれ…って最初から頭がボンッになる傲慢ボスの甘々なセリフがてんこ盛り過ぎてホットな予感満載でウキウキと読み始め。しかし! お真面目秘書に気遣いも扱いも甘くて優しいのにボスってば彼女の欲しい言葉が違うだろっ! ってずーっとやきもきツッコミしながら読み進める。ほらぁ子供出来ちゃったじゃんって怒ってたら決意の言葉が愛人になってくれないか⁉ って私の怒りもすごいことに…。ハッピーエンドまでヒロインと一緒にドキドキできてよかった。
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モニター
最初はだらだら読み始めたんですが、途中から続きが早く読みたくなる作品です。傲慢だけど清潔さがあってそこがいい! 日本人ではあまりこういう男性いないと思う…でも、だからこそ、こういう作品が読みたくなる…!
本とチョコレートとハッピーエンディングをこよなく愛し、この3要素を合わせる以上にすばらしい時間の過ごし方はないと豪語する。旅行でひんぱんにアメリカとメキシコを行き来している彼女は、テキサスを好んで“ホーム”と呼んでいる。