ハーレクイン・シリーズ
親友に会うためテキサスを訪れたジャニーンは、バーベキューパーティで、親友の親戚にあたる牧場経営者ジョーダン・クレンショーと出会う。ジョーダンは背が高くてとてもハンサムなくせに、ぶっきらぼうで愛想のかけらもなく、第一印象は最悪だった。あろうことか、親友の子供たちが体調を崩したため、ジャニーンは彼の家に数日間滞在させてもらう羽目になる。もちろんジョーダンは、迷惑きわまりないと言わんばかりだ。だがジャニーンはまだ知らなかった。冷たい態度の裏にひそむ、彼の本心を。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年11月05日
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- 著者
- アネット・ブロードリック
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- 訳者
- 竹内喜
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51339-7
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- 書籍番号
- D-1339
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モニター
とても後味の良い作品でした。初めはヒロインに冷たいヒーローでしたが、あるきっかけで距離を縮めようと努力するヒーローが素敵でした。タイトル通りのヒーローなのでヤキモキさせられましたが(笑)。すぐ赤くなるヒーローを想像して思わず微笑んでしまったり楽しく読めました。是非既刊の関連作も読みたいと思わせる一作でした。
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モニター23346
ハーレクインのタイトルはたまに「ん?」と思うものがあるのですが、これは邦題もうなずけるまさに「不器用・・・」なヒーローのお話。トラウマから都会の女性を毛嫌いしている感のあるヒーローがやがて自分の思いを認め、状況的にも晴れてヒロイン向っていく変身っぷりが面白かったです。不器用な男性の情熱さ・・・惹かれますね。変に勘違いしたりしないヒロインの純粋さもかわいかったです。
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モニター
過去の恋愛に傷ついた寡黙なヒーローと、洗練されたニューヨーカーのヒロイン。お互い惹かれあいながらも素直になれないまま同じ屋根の下で暮らします。後半ヒーローが積極的になりますが不器用なヒーローの方が魅力的だったかも? カウボーイが好きな方にもオススメ。
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モニター
タイトルの通り、本当に「不器用なダーリン」でした。ハンサムでお金持ちなヒーローなのに、ヒロインを獲得する為の様々な策略もなし。キスもベッドインもしたのに、そこからがまたじれったくなるほど。『おいおい、そうじゃなくて~!』と応援したくなります。押せばいいのに押さないの。だから、ヒロインもそんな彼にとまどってしまいます。恋愛に臆病な男性なの。弟の恋路を応援するお姉さんになった気分で楽しかったです♪
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モニター
著者のクレンショー家シリーズファンにはお楽しみの一冊。「仕組まれた一夜」ヒロイン(リンジー)の親友ジャニーンとクレンショー家兄弟のいとこジョーダンのお話です。過去のトラウマから結婚に対して臆病なヒーローが、美しく魅力的なヒロインに恋する気持ちを確認していく過程が少々じれったいけれどおもしろい。もちろん、ヒーローは情熱的な一族の血をしっかりと受け継いでいます。夢中になって一気に読んでしまいました。
シルエット・シリーズを代表する人気作家。ロマンスと人生の奇跡を信じ、ミズーリ州オザーク湖畔でロマンス小説を執筆する日々を過ごす。’84年のデビュー以来、想像力に富んだ斬新な作風で読者を魅了し、ロマンティックタイムズ誌で数多くの賞を獲得している。