ハーレクイン・シリーズ
高校を卒業して働きだしたコーリーには憧れの人がいた。 ひとまわり以上も年上のJ・C・カルホーン── ハンサムで大人の魅力あふれる彼からデートに誘われ、 コーリーは夢見心地でイエスと言った。 独身主義の彼に言われるまま、親の反対を押し切って同棲を始めた。 目もくらむほどの幸せの果て、コーリーは小さな命を授かった。 だが長期出張から帰ったJ・Cに妊娠を告げようとすると、 なぜか彼は激昂した。君の浮気相手から、その話はもう聞いていると。 J・Cはコーリーを真冬の寒空に放り出し、嫌悪もあらわに吐き捨てた。 「君の顔は二度と見たくない。僕にとって君は存在しない人間だ」
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- 頁数
- 304頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年12月20日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 平江まゆみ
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- 定価
- 1,181円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年12月01日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-80097-8
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- 書籍番号
- PS-97
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- ミニシリーズ
- ワイオミングの風
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モニター
過酷な幼少時代を過ごしたJ・Cに同情しました。コーリーの心を傷つけた事は許せませんが、彼の過去を知ったらそれも仕方ないかもしれません。2人の恋が実るよう祈りながら読み進めていきました。愛の形は様々なんだとこのお話を読んで深く考えさせられました。素敵なラブストーリーでした!
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モニター
過酷な人生を送ってきたが故に人を信じられないヒーローが一途に彼を思ってくれるヒロインなら信じられそうに…と思いきや、そこから悪意に翻弄されたり善意に助けられたりと長編であるにもかかわらず最後まで一気に読みたくなります。自分にはあまり馴染みのない宗教的な要素が盛り込まれていたりと、とても興味深く読み応えのある作品でした。
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モニター
ストーリー展開が、良い意味で想像を裏切るところが多くておもしろく、一気に読みました。読み応えがあって満足できる作品です。さすがダイアナ・パーマーと思いました。宗教的な考え方にも心休まるところがあり、是非読んでほしい1冊です。
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モニター
さすがダイアナ・パーマー。一気に読ませていただきました。〈ワイオミングの風〉シリーズは読みやすくて好きです。うまく伏線を拾っていくあたりさすがだなと思いました。悩めるヒーローとヒロインの愛を楽しめます。
シリーズロマンスの世界で、今もっとも売れている作家のひとり。1979年のデビュー当時より熱狂的なファンを数多く擁し、つねに次回作の完成が心待ちにされている。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を経験したことから、多忙な日々をものともせず、ファンの期待に応えて情熱的な作品の執筆を続けている。ジョージア州在住。大の親日家で、日本の言葉と文化を学んでいる。2001年8月には初来日を果たし、その魅力的な人柄でファンを虜にした。