ハーレクイン・シリーズ
消えた花嫁と忘れじの愛
結婚したことさえも忘れた花嫁。
でも、交わした愛と情熱は消えず……。
花嫁のキャロラインは大富豪デイモンとの新婚旅行後に誘拐され、 幸せの絶頂からどん底へと突き落とされた。 やがて救出されるも記憶を失い、結婚や夫のことも曖昧だった。 そして実家にかくまわれたが、父から衝撃的なことを聞かされる── おまえの夫は遺産相続のために間に合わせの結婚をしただけで、 妻の誘拐が判明しても、身代金すら払わなかったのだ、と。 お金が目的だった? 本当はわたしを愛していないの? 彼との間に授かったかわいい息子を、先日産んだばかりなのに……。 デイモンの真意を知るため、キャロラインは意を決し、 夫のもとへと戻ることにした──幼子の存在は秘密にしたまま。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年12月20日
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- 著者
- ジョアン・ロック
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- 訳者
- 八坂よしみ
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年12月01日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51831-6
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- 書籍番号
- D-1831
読者レビュー
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モニター
記憶を失っていたヒロインが、真実を知ろうと夫の元に戻るところから始まるストーリー。父と夫、どちらの話が本当なのか? お互いに思い合っているのは分かるのに、なかなか素直になれないヒロインとヒーロー。両片思い、すれ違いがじれったい! 夫婦、親子の関係を見つめ直す、良いお話でした。面白かったです。
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モニター
私の好きな記憶喪失のヒロインのお話なので、読むのが楽しかったです。このヒロインは、自分はもちろん自分の愛する者の為に、前に進もうとする強い一面もあります。でも、必死にそうなろうと頑張っているのが伝わってきて、幸せになるシーンが早く読みたくて一気に読み進めました。同じ女性として尊敬できます。
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やすのん
前半はとてもテンポよく話が進み、少しミステリー的な要素もあって面白く読めます。後半はヒロインが自分の気持ちと向き合いながら、本当の愛を見つけていくところがじっくり描写されていて良かったです。
4度のRITA賞ノミネート経験がある実力派作家で、ハーレクインから70作以上の作品を上梓。生まれつきの楽観主義者なので、いつも物事の良い面を見つけようとしている。愛は奮闘して手に入れる価値があるという人生観の持ち主の彼女にとって、ロマンス小説の執筆はまさにぴったりの仕事と言える。ゴールデンハート賞をはじめとして数多くの受賞歴を誇る。