ハーレクイン・シリーズ
富豪と灰かぶりの花嫁
離婚の条件は、夫を愛する妻を演じること。
それは何より難しい演技のはずだった。
捨て子だったニコルは、世界有数の製薬会社バルベリ社で清掃の仕事をしていたとき、社長ロッコに見初められ結婚した。 しかし不運にも流産したあと、ロッコの態度は急変する。 悲嘆に暮れるニコルを顧みもせず、仕事に没頭したのだ。 情熱が冷めれば、身分違いの妻など必要ないのね……。 打ちのめされた彼女は家を出た。だが夫は居場所を突き止め、 離婚の条件を切り出した。大きな買収案件を成功させるため、 愛妻としてモナコへ同行しろ、と。ニコルは条件をのんだ。 その芝居が望まぬ情熱に再び火をつけることになるとも知らず。
-
- 頁数
- 224頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2018年11月20日
-
- 著者
- シャロン・ケンドリック
-
- 訳者
- みずきみずこ
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2018年11月01日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-13372-4
-
- 書籍番号
- R-3372
読者レビュー
-
モニター
題名からストーリーが予想出来ず、ドキドキしながら読み始めました。ヒーローの言葉や態度の背景にあるものがわからない時は、ヒロインの気持ちを考えると切なくなりましたが、読み進めて行くと、ますます先が読みたくなり一気に読んでしまいました。是非読んで幸せな気分になってください。おすすめです。
-
モニター
自分の感情を出さない傲慢なヒーローと前向きに人生を歩んで行こうと思っているヒロイン。ヒロインの姿勢に女性として共感し応援しながら読んでいました。いつまでたっても二人の感情が平行線のままで、いつ交わることが出来るのか興味津々で読みました。楽しく読める一冊でした。
-
モニター
思い込みが二人の距離を遠ざけています。問題は、身分の違いではなく、話し合って心の内をさらけ出さなかったこと。冷徹非情なイタリア男性が、実はロマンチックだったなんて、とても素敵です。
-
モニター
大きな事件などが起こらないので物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、お互いに求めているのに素直になれない夫婦にじれったいと思いながらも、繊細で情熱的な文章にどんどん引き込まれました。
同じテーマから探す
英国のウエストロンドンに生まれ、ウィンチェスターに在住。11歳からお話作りを始め、現在まで一度もやめたことはない。アップテンポで心地よい物語、読者の心をぎゅっとつかむセクシーなヒーローを描きたいという。創作以外では、音楽鑑賞、読書、料理と食べることが趣味。娘と息子の母でもある。