ハーレクイン・シリーズ

秘書とナニーの恋日記
偽りの秘書が恋をした──皮肉なほど、純真な気持ちで。
リヴは旅行に行く双子の姉に頼みこまれ、数日間だけ立場を入れ替わり、大企業の社長であるセブの秘書を務めることになった。彼は海外出張中なので、ばれる心配はまずないという。ところがある日の昼食後、オフィスに戻ったリヴは仰天した。机にベビーシートが置かれ、赤ちゃんが眠っていたのだ!〈あなたの責任よ!〉というセブ宛ての手紙と一緒に。頼みの姉は帰りが遅れるというし、警察に届け出るわけにもいかず、やむをえずセブに連絡すると、彼は急ぎ帰国し、こう主張した。「僕の子供ではないが、とりあえず世話を頼めないか?」まさか秘書が別人とは疑いもしないセブに罪悪感を覚えつつ、魅力的な彼の懇願に負け、リヴはナニーを引き受けてしまうが……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年11月20日
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- 著者
- ミシェル・ダグラス
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- 訳者
- 森香夏子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-22539-9
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- 書籍番号
- I-2539
8歳のときに将来の夢を訊かれて、すでに「作家」と答えていた。チョコレートを隠し持つヒロイン、笑い方を知っているヒーロー、そしてハッピーエンドをこよなく愛する。全米読者選賞、ロマンティックタイムズの批評家選賞のほか、オーストラリアで“ロマンス界のアカデミー賞”と称されるRUBY賞にもノミネートされた、いま注目の作家。オーストラリア東海岸のニューキャッスル郊外に、夫とともに住んでいる。