ハーレクイン・シリーズ
ペネロープは半月前に一夜を共にした大富豪ザックと再会し、 彼の予想外の行動に驚いた。パーティの席で、彼女の腕をとるなり、 周囲に宣言したのだ。「彼女はぼくの婚約者。ぼくたち、結婚するんだ」 じつのところ、ザックは元恋人につきまとわれて困り果て、 相手をあきらめさせるため、思いつきでペネロープを利用したのだった。 ところが、ペネロープは新しい命を──ザックの子をお腹に宿していた。 この婚約はしょせん偽り。本物の結婚に変わるはずもない。 すでに彼に本気になっていたペネロープの胸は張り裂けそうだった。 現にザックから愛されていないと感じた彼女は、 いっそ離れたほうがいいと、身を引く時機と方法を考え始めるが……。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2018年11月20日
-
- 著者
- ジェシカ・レモン
-
- 訳者
- 野川あかね
-
- 定価
- 734円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2018年11月01日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-51827-9
-
- 書籍番号
- D-1827
-
モニター
過去の恋愛が原因で、もう二度と女性を愛さないと決め込んでいるヒーローに、ちょっとイライラさせられてしまいました。思い込みの強さに加え、お金で解決の傾向もあり、ヒロインへの愛にいつ気付くのかしらと一気に読み切ってしまいました。ラストまでハラハラなので、ヒロインの健気さや現実を冷静に受け止めているところに、何度もヒーローにダメ出しをしたくなります。
-
こたろうなち
ペネロープとザックは美女美男なんだろうな!と読んでいるだけでうっとりしてしまいます。お互いが過去に恋愛で傷ついているので、出会った時から「愛している」のにそれに気が付かず回り道をするので、やきもきします。読みながら「ザック!! そんなことしても、ペネロープには気持ちは届かないってば!」と一人で何度もつっこんでいました。脇役の登場人物も個性的で存在感が凄いので、1度しか登場しなくてもハンパない足跡を残していくのも魅力的です。
-
きょんきち
CEOとキャリアウーマンだけど、共に愛を見つける過程が丁寧に描かれていて読後感が気持ちよい。ヒーローの兄と妹の魅力も満載で、ぜひ読みたくなる。
-
きこはぴ
ザックは大富豪なのに、妊娠したペネロープへの心配りや気遣いがハンパない! つい(自分が息子を妊娠したとき、夫はこんな気遣いしてくれたかしら?)と比べてしまいました。こんな人の子どもなら産んでみたい!とついつい思ってしまうこと請け合いです。
オハイオ州に夫と救助犬と共に住む。セクシーなヒーローを描く以外の時間には、料理をしたり、絵を描いたり、コーヒーを(お察しのとおり、ワインも)飲んだり、ポテトチップスを食べたりして過ごしている。人は誰しも天与の才を持っており、それを信じれば望む人生を送れるというのが信条。