ハーレクイン・シリーズ
高圧的な父のもとで従順に育ったモーガンは、 常に敷かれたレールを歩み、結婚相手さえも強引に決められてしまった。 でも、わたしももう25歳。人生の一大事くらい、自分の意志を貫きたい。 モーガンはありったけの勇気を振り絞り、 教会の祭壇に向かう途中で逃げ出した! ところが、そんな彼女の前に、一人の男が立ちはだかる── 父の取引相手であるスペイン人大富豪リカルド・オチョア。 モーガンの父から、娘を連れ戻すよう頼まれたという。 異国の魅力を漂わせる美しい彼に、彼女はときめきを禁じえなかった。 だが彼にとらわれたら最後、望まぬ結婚に舞い戻らなければならず……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年10月20日
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- 著者
- スーザン・メイアー
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- 訳者
- 川合りりこ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年10月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22535-1
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- 書籍番号
- I-2535
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モグ
従順に育ったがゆえに自由に生きられなかったヒロインと、愛を求めることに臆病になったヒーロー。二人に芽生えた恋のつぼみが少しずつ膨らんでいく様子にキュンとなります。読み終わった後、とてもほんわか温かい気持ちになること間違いなし。みなさんも家族の絆はいいものだと実感することでしょう。
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モニター
ヒロインは育った環境は幸せではなかったですが、芯の通った人柄で、だからこそヒーローも惹かれたんだと思います。ヒーローも裏切られた経験から恋に臆病ですが、周りに後押しされ自分の気持ちに気付きます。登場人物がみんないい人達で、家族の絆を感じさせてくれました。
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卯月
意に染まぬ結婚がキーになっている作品。ヒロインのモーガンよりも、ヒーローのリカルドの方が、過去に経験した出来事に関するトラウマから、恋愛に対して及び腰になっていたので、ラスト近くまでもどかしかったです。リカルドの祖母(ナンナ)が、いい味を出しています。関連作の人物も絡んでくるので、そちらも読んでみたいと思いました。
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モニター
段々と引かれあっていく、二人の様子に胸がキュンとなりました。情熱的な恋人に憧れる方にオススメの作品です。ヒロインの勇気ある行動に、エールをおくります。
ペンシルベニア生まれ。夫と3人の子供とともに、今もそこに暮らす。販売員や弁護士秘書、地方新聞のコラムニストなどさまざまな職業を経て、現在は執筆に専念。大家族の中で育った経験や、職場でいろいろな人々と出会ったことが作品を書くうえで大いに役立っていると語る。