ハーレクイン・シリーズ
まぼろしの妻
1年の契約結婚が終われば消える、
まぼろしのシンデレラ──
ソリティアは病母と学生の妹を抱え、亡き父の店を切り盛りしている。 ある日、家賃が引き上げられると知り、彼女は愕然とする。 店の2階に住んでいるため、家賃を払えなくなるということは、 家族もろとも路頭に迷うことを意味していた。 ソリティアはロンドンの一等地に立つ不動産会社へ向かうと、 世界を股にかけて活躍する大富豪実業家のゼイビアを前に、 どうか値上げをもう少し待ってくださいと必死に訴えた── お宅の掃除でも、オフィスのお茶くみでも、なんでもしますから、と。 だが非情にも、ゼイビアはすべて間に合っていると一蹴したあと、 なおも懇願する彼女に言い放った。「今僕が必要としているのは、妻だ」
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2018年10月05日
-
- 著者
- クリスティ・マッケラン
-
- 訳者
- 北園えりか
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2018年09月20日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-22533-7
-
- 書籍番号
- I-2533
かつてテレビやラジオのプロデューサーをしていたが、今は情熱や感動あふれる楽しいロマンスを書くことに専念している。執筆しないときは、家族団欒や趣味の散歩をして過ごしたり、人々の心の奥深くにある秘密や欲求をリサーチしたりしている。