ハーレクイン・シリーズ
「この子はあなたの子よ……」アリスは再会したチャールズに告げた。 ベビーバギーにいる黒髪で青い瞳の赤ん坊は彼にそっくりだ。 チャールズは英国の上流階級出身で、世界中の女性が憧れる有名な男性。 去年アリスは仕事の会議でアメリカを訪れていたチャールズと出会い、 “きみと二人きりになりたい”と言ってくれた彼に純潔を捧げたが、 ほどなく妊娠に気づき、自分の愚かさを痛感したのだった。 出産後、アリスは心に決める──この子はわたしが独りで育てる、と。 それでも、チャールズに何も知らせないのは不公平だと思い、 今アメリカを再訪している彼に連絡を取って真実を明かしたのだ。 彼がこの地に滞在して赤ん坊を自分のものにしようとするとは予期もせず。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年10月05日
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- 著者
- ミシェル・メイジャー
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- 訳者
- 大田朋子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年09月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51822-4
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- 書籍番号
- D-1822
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ラッキーのママ
アリスは、チャールズとの一夜の関係で赤ちゃんをさずかりましたが、生まれてからもなかなか、チャールズには言えずにいましたが、やっとのことで告白して幸せになるのかと思っていたら、もどかしいくらい…。アリスは、一夜で恋に落ちたのにそれを言わないのでドキドキしてしまう。チャールズも友達になろうなんて言わずに、告白してしまえばいいと思いました。ハラハラドキドキの連続でした。
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流
正直なところ、設定は珍しくないのですが引き込まれました。何も知らせないのは不公平と言うアリスの気持ちは最初理解出来なかったのでチャールズの気持ちに近い思いで読み進めました。詳しく書けないのですが、途中色々あって最後まであっと言う間に終わってしまった感じです。幸せになれる事は確かなので安心感はありますが、きちんと思いを伝えるのが少し遅過ぎると言うか、ちゃんと言わなきゃ! と思ってしまいます。でもやっぱりラストでヒーローを好きになってしまいます。やるじゃんと思いました。
平野の多いオハイオで育ったせいか、山での生活に憧れを抱いた。ジャーナリズムの学位を取得して卒業後すぐに車で西へ向かい、コロラドに定住。すてきな夫と2人の子供、もふもふしたペット、お行儀のいい爬虫類とともに暮らす。ハッピーエンドの物語を夢中で執筆できることに感謝している。