ハーレクイン・シリーズ
プレイボーイ富豪ラムゼイの強烈な魅力に屈した翌朝、 切ない想いをもてあましたノーラは彼のもとを逃げだした。 さらに3カ月後、ノーラは妊娠に気づいて愕然とする。 父にないがしろにされ続けた無価値な私にできるのは、 この子を全力で愛することだけ──父に捨てられた母のように。 幸せな家庭への切望を胸の奥に封じ込め、 我が子を密かに産み育てる決意をしたノーラだったが、 突然、目の前にラムゼイが現れた。 魅惑的なグレーの瞳に、冷たい怒りをたぎらせて。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年09月20日
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- 著者
- ルイーズ・フラー
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- 訳者
- 知花凜
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年09月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13358-8
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- 書籍番号
- R-3358
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モニター
理不尽な傲慢ヒーローなのかと思いきや、無自覚な初恋に振り回される男の子のようで、その強引さが何だかとても可愛くて(笑)。ヒーロー、ヒロインともに心に抱える過去の痛手ゆえに、惹かれ合いながらも反発してばかりですが、お互いを思いやる優しさも描かれているので、そんな2人の丁々発止をきゅんきゅんしながら読めました! また、個人的には後日譚が描かれていたのもとても良かったです。
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モニター
父親からの愛情を得られず育ったヒロインは予期せぬ妊娠にも独りで向き合う決心をします。独身貴族を決め込んでいたはずのヒーローは自覚なくも彼女にメロメロで、離れて行こうとするヒロインをなんとか引き留めようと必死で、くすっと笑ってしまいます。理想的に見えるヒーローの家庭にも秘密があったり、二人の心が通じ合うのを応援したくなる素敵な一冊。
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モニター
この作家さんは初めて読みました。今回のヒーローもヒロインもかなり気が強く、まあお互いにゆずらない、ゆずらない(笑) かなり強情です。お互い惹かれあっているのに意地の張り合いでどうなるのかと思いました。この物語はハッピーエンドは来るのか心配になりました(笑)。でもやはり二人きりで話をしていくうちに相手のことがわかり素直になれて良かったです。
小さいころはピンクが嫌いで、プリンセスではなくプリンスになりたがるような、おてんばな女の子だったという。大学では文学と哲学を学び、地元の新聞社で記者として働いたあと、執筆活動に入る。現在はイギリスのタンブリッジ・ウェルズで、ハンサムな夫と6人の子供たちと暮らしている。