ハーレクイン・シリーズ
母亡きあと、障害のある弟の世話をしながらケータリング業を営むソフィは、運転中に事故を起こした。 見たこともない高級車にぶつけてしまったのだ。 よりによって車の持ち主は、父の会社の買収を狙う実業家、 マティアス・リヴェロだった。彼はソフィの素性を知るや多額の賠償金を突きつけ、支払えないなら彼のパーティに無報酬で完璧な料理を提供するよう迫った。 無事成功を収めたソフィだったが、誘惑の罠に絡めとられ、彼に身を捧げてしまう──まさか妊娠するとも知らずに。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年09月05日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 山科みずき
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年08月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13356-4
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- 書籍番号
- R-3356
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モニター
他の作品でも強引で傲慢なヒーローという設定はよくありますが、この作品でもそうでしたが割と嫌味ではなく強い男性だと感じたので気持ちよく読めました。ヒロインは純粋でがんばりやで、しかも小柄なぽっちゃりさんなので親近感が沸きます。隠しきれないお互いを求める気持ちにドキドキしました。
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匿名希望 モニター
ヒーロー、ヒロインともに、相手に惹かれていく心の動きが丁寧に書かれていたのが印象的でした。ヒロインのケータリングの仕事のシーン、通常は会場がメインで料理の素晴らしさ等について描かれる作品が多い中、ここではヒロイン目線…裏方メインに描かれており、とても興味を引かれました。全体的に登場人物の会話のシーンや、心の動きなどの表現が多い反面、舞台であるイギリスの風景、邸宅また車窓から見る景色などの描写が思ったより少なかったのが少し残念でした。
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すず
複雑な環境の中でも、ソフィーの弟に対する献身的な人柄に感心。なかなかマティアスに打ち明けられない事にやきもきしながらも、物語に引き込まれていきます。彼の優しさが垣間見えて、愛の戯れの描写もGOOD。おすすめの一冊です、ぜひ読んでみてください。
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アオ
父親の復讐にとらわれ最初は仇の娘であるソフィを利用しようとしていたマティアスが、物語が進むにつれソフィに心から惹かれていき、次第に冷徹な印象から溺愛に変わっていくのが読んでいてドキドキしました。
トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、2つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年にエクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。現在は中部のウォリックシャー在住。夫との間に3人の娘がいる。