ハーレクイン・シリーズ
新妻を演じる夜
リジーのもとに、ある日一通の手紙が届いた。 彼女が所有するアパートメントに問題が発生し、 現地まで来てほしい、さもないと裁判沙汰にするという。 差出人は大富豪イリオス・マノス。 リジーはなんとか旅費を工面し、彼の住むギリシアへ飛んだ。 金色の瞳と漆黒の髪を持つギリシア神話の英雄さながらの彼はしかし、 「詐欺師め!」とリジーをなじったのだ。 リジーは共同所有者にだまされ、莫大な借金を背負わされたと知る。 だがお金などまったくないと言う彼女に、イリオスは憤然と言った。 「では、その体で払ってもらおう。ぼくと結婚するんだ」
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2018年09月05日
-
- 著者
- ペニー・ジョーダン
-
- 訳者
- 柿原日出子
-
- 定価
- 682円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2018年08月23日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-58346-8
-
- 書籍番号
- K-566 (初版R-2576)
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
同じテーマから探す
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。