ハーレクイン・シリーズ
友情結婚
愛を嫌悪する億万長者との結婚──
その行く末は……?
「養子にしたい5歳の男の子がいるから、ぼくと結婚してくれ」 高校時代からの親友マックスの申し出に、リジーは茫然とした。 マックスは高校卒業後に事業で大成功して巨万の富を築いた、 思わずため息が出るほどハンサムな独身貴族の男性だ。 旅先の南太平洋に浮かぶ島の施設で出会った孤児の男の子に絆を感じ、 養父母を懸命に探したが、誰も見つからないという。 だからといって、親友のわたしと形だけの結婚式を挙げて、 首尾よく養子にできたら、すぐに離婚する計画を立てるなんて……。 そのとき、リジーは気づいてしまった。 長年の友情を壊したくなくて必死に抑えこんでいた彼への愛に。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年09月20日
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- 著者
- シェリ・ホワイトフェザー
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- 訳者
- 小林ルミ子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年09月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51819-4
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- 書籍番号
- D-1819
読者レビュー
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モニター
心がほんわかと温かくなるようなお話でした。それぞれつらい過去を抱えているヒロインとヒーローが、お互いに支え合って乗り越えて行く様子が丁寧に描かれています。ヒーローの義兄弟家族も含めて、皆が楽しく過ごしているハロウィンパーティのシーンでは「本当によかったね」と言ってあげたくなりました。
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とろっと
マックスとリジーは二人とも子供時代のトラウマに怯えて、お互いを意識しながらも長い間親友と言う立場にいた。でも、養子にしたい子供の為に偽装結婚をする事になり、二人の関係が変わってくる。どの様な形で二人がハッピーエンドになっていくのかを想像しながら、読んでいくのがとても楽しかった。
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モニター
学生時代に冴えないと思われていた男の子が、社会人になって成功し、体も鍛えて、今はモテモテ…ってそういう事あるわー、と思いながら読了。冒頭からヒロインもヒーローもお互いを心から思いやっていることが分かるので、最後までハラハラしつつも安心して楽しめました。
愛と情熱のスパイスを利かせた作風が人気の、受賞歴を誇るベストセラー作家。別名義でも執筆している。趣味は旅行と、画廊や図書館、博物館を巡ること。