ハーレクイン・シリーズ
プレスリーは意地悪な継母が売り飛ばしてしまった愛馬に一目会いたくて、 ハリントン家の厩舎へと急いだ。舞踏室は今、パーティーの真っ最中だ。 愛馬との再会を喜んでいたそのとき──。「ここで何をしている?」 怒声が静寂を破り、彼女は驚いて振り向いた。憂いを秘めた端整な顔。 新聞の社交欄の常連、資産家のケイン・ハリントン。 事情を話すと、意外にも彼は馬を返すと言った。 ただし、交換条件は彼の恋人のふりをすること。 莫大な財産目当ての女たちを追い払うには君みたいな娘がぴったりだ、と。 ずっと醜い娘と言われて育った私には、とても無理よ……。 目を伏せる彼女に、練習と称してケインはいきなりキスをした!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年09月05日
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- 著者
- ダニー・ウェイド
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- 訳者
- 八坂よしみ
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年08月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51818-7
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- 書籍番号
- D-1818
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モニター
逆境にあっても自分を見失わず生きているヒロインは素敵だなと思いました。自分を理解してくれる人が周りにいないのにくじけない、かっこいいけどどこか寂しげなところがあるような気がしました。ヒーローも自分の意思を強くもつ人だと感じたので、二人がどうなって行くのか気になって一気に読んでしまいました。
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モニター
継母により、容姿をけなされ続けたために、自信を失っているヒロイン。ただ馬に関する知識は超一流です。そんなヒロインを、少し傲慢なヒーローが理解し、助けます。ヒーローにも心の傷があり、お互いを思いやることで、前向きになって行きます。ヒーロー、ヒロイン共に魅力的で、良かったです♪初めて出会った作家の方でしたが、とても楽しく読めました。
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いもぽてと
単純なラブストーリーではなく、主人公がコンプレックスを持ちながらも、好きなことに情熱と信念を持って努力し、自立している姿はとても尊敬できます。
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モニター
お互いに段々と引かれていくシーンが、丁寧に描かれていて良かったです。セクシーでちょっと強引なケインが、魅力的ですよ。プレスリーの頑張りも応援したくなります。
10代の頃は毎週10冊もの本を図書館で借りて全て読破するという、図書館員にも驚かれるほどの読書家だった。小説家となった今は、多忙な家事と育児の合間を縫って執筆活動に励んでいる。自分を信じて努力すれば夢は叶う、ハッピーエンドは実在するという信念の持ち主。夫と2人の子どもたち、2匹の犬、1匹の気難しい猫とともにアメリカ南部に暮らしている。