ハーレクイン・シリーズ
悪魔を愛したシンデレラ
シンデレラが舞踏会で踊った相手は王子さまではなく、悪魔だった。
ミラノ社交界に君臨するラファエル・マストランティーノ── 祖母の死後、初めて対面した祖父の開いた花婿探しの舞踏会で、 巨大企業CEOが放つ圧倒的オーラに、ピアは釘付けになった。 祖父のお気に入りの花婿候補はしかし、黒い瞳を光らせ、 ピアを嘲ったのだ。「裕福な老人を欺いて良心は痛まないか?」 財産目当てと侮辱され、ピアは彼とは関わるまいと決めた。 だが、別の花婿候補の求婚を断った直後に祖父が倒れてしまい、 ピアは祖父のため、ラファエルと恋仲のふりをすることに。 悪魔のような彼の仕打ちに心乱される日が来るとも知らず……。
-
- 頁数
- 224頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2018年08月20日
-
- 著者
- タラ・パミー
-
- 訳者
- 中村美穂
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2018年08月02日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-13352-6
-
- 書籍番号
- R-3352
読者レビュー
-
まんぼう
ヒロインのピアとヒーローになるラファエル。本当だったら出会うことのなかった二人は、出会ったその時から何か惹かれるものがありながら、なかなか酷い出会いをする。それぞれのこれまでの経験からの言葉。今まで経験したことのないこと。いろいろな感情の動きが見えるのがおもしろく、一気に読み終えました。
-
モニター
出会った瞬間に勝負がついたと感じました。祖母のルチアもヒロインのピアも、芯のしっかりした女性で好感が持てます。素直になれない男性たちの葛藤と後悔、対して女性たちの潔さが読み応えあります。ラファエルが幸せになることに気づいてくれてよかったです。
-
モニター
冷酷無比なヒーローと、それを癒すヒロインのお話です。時間を掛けてお互いを知る機会のないまま関係は深まり、ホットなシーンが多めですが、対照的に二人の心の中は疑いや不安が払拭できず、ラストまで緊張させられました。ヒロインは周囲に影響され不安を感じながらも、自分の意見をしっかりと持った人柄で、とても好印象です。
同じテーマから探す
子どもの頃から本の虫だった彼女は10代でロマンス小説に夢中になり、教科書の陰に隠して読みふけっていた。修士課程修了間近のある日、修士論文を書くためにパソコンに向かっていたはずが、気がつくと物語のプロローグをタイプしていた。無事卒業し、世界一理解のある夫のサポートを得て小説を書き始め、現在はアメリカのテキサス州で執筆に勤しんでいる。