ハーレクイン・シリーズ
三日だけの花嫁
広報部で働くモリーはこの4年、上司のジャックに片思いをしていたが、 ただの部下としか見られず、切ない気持ちを胸の奥に隠してきた。 頭では密かに、彼の花嫁になった姿を思い描きながら……。 会社でパーティが開かれたある日のこと、 モリーは憧れのジャックからダンスに誘われ、 うっとりしながら彼に身を預けた。 そのとき、周囲で突然起きた喧嘩に巻きこまれ、 モリーは転んで頭を強く打ってしまう。 大事をとってジャックの家に運ばれるが、目覚めたとき、 彼女は信じきっていた──自分はジャックの妻なのだ、と。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年08月20日
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- 著者
- スーザン・メイアー
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- 訳者
- 山田沙羅
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年08月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-55436-9
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- 書籍番号
- PB-236 (初版L-889)
読者レビュー
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みゆりん
初めて読んだ作家さんでしたが、ストーリーの展開が早くて次の内容が気になって一気に読むことが出来ました。お互いの気持ちを素直に伝えればいいのにと思いながらも、伝えられないもどかしさに泣けてきました。それぞれの考えを丁寧に描写されていて、その立場になりやすく、共感しやすかったです。ぜひ、切ない気持ちになってみてください。
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モニター
ヒロインのモリーが、上司のジャックのことを、頭を打ったために自分の夫と思い込み、それによってジャックが戸惑い、振り回されるのがおかしかったです。かっこいいだけじゃないヒーローも良いですね。
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やすは
バーリントン社のコピーライター、モリーにとって、憧れの生活……それが実は、自分の記憶から派生したものと分かった時の絶望感。その後の二人の感情の擦れ違いや、周りの人々の様子も丁寧に描かれた、読み応えのあるストーリーと安定感。やはりハッピーエンドは素晴らしいと思えるお話です。
ペンシルベニア生まれ。夫と3人の子供とともに、今もそこに暮らす。販売員や弁護士秘書、地方新聞のコラムニストなどさまざまな職業を経て、現在は執筆に専念。大家族の中で育った経験や、職場でいろいろな人々と出会ったことが作品を書くうえで大いに役立っていると語る。