ハーレクイン・シリーズ

悩める秘書の微熱
実の母にさえ捨てられた私を、ギリシア富豪が求めるわけもなく……。
幼くして母に捨てられ、父と世界各地を転々としてきたジョージー。今は離れて暮らす父が、ギリシアで美しい島を見つけ、農家を改装してゲストハウスを営むことにしたという。だが喜びも束の間、不幸にも父は突然の病で帰らぬ人となってしまった。天涯孤独のジョージーは亡き父の夢を叶えるため島に渡ったが、すぐに底をついた資金を工面すべく、働きに出ざるをえなくなる。リゾートホテルの重役秘書の仕事にありついたはよかったが、上司となるルーカスは、弟が勝手に決めたことだと解雇を宣告した。ジョージーがなおも懇願すると、彼は意味ありげに言い放った。「きみを雇うわけにいかない。社内恋愛を禁止する社則を設けたんだ」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年08月20日
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- 著者
- カトリーナ・カドモア
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- 訳者
- 神鳥奈穂子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-22527-6
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- 書籍番号
- I-2527
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活字中毒のアイルランド人作家。夫と4人の子供たちと愛犬とともにコークに住む。心理学の修士号を持ち、多国籍企業で長年働いてきた彼女は、愛やハンサムな男性にまつわる白昼夢に耽るラッキーな仕事に就けたことが信じられないという。