ハーレクイン・シリーズ
天使が去ったあの日から
あの日旅立った天使が、
ふたりを再び結び合わせた。
ヘレナはロンドンの高級ホテルで、ある男性を待ち伏せしていた。 レオ・ヴィンチェンティ──大成功を収めたイタリア人富豪で、 7年前、父親に仲を引き裂かれた初めての恋の相手。 その彼が父の会社の乗っ取りを企んでいると知り、 なんとか思いとどまるよう説得に来たのだ。 だが再会したレオから逆に、予想外の取り引きを提案される。 「僕の顧客の令嬢の前で恋人役を演じてくれるなら考えよう」 愛の一片もない言葉に打ちのめされ、ヘレナは心の中で叫んだ。 レオに伝えてしまいたい──あなたには息子がいたのよ、と。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年07月05日
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- 著者
- アンジェラ・ビッセル
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- 訳者
- 深山咲
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年06月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13339-7
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- 書籍番号
- R-3339
読者レビュー
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モニター
愛し合いながらも別れなければならなかった2人が再び出会い、お互いに想いが残っているのを認めたくないと葛藤するシーンが切なくて涙してしまいました。2人の心が近づいていくにつれて、悲しい真実が浮き彫りにされていきます。ヒロインの気持ちに最後まで共感出できる作品でした。
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kokko
ヒロインが7年ぶりに初恋のヒーローに会いに行ったのは家族を守るためですが、過去に辛い経験をしたヒーローは復讐に燃えています。「期間限定の恋人」、それが家族を守るための条件。愛と復讐の狭間で惹かれ合う二人の心の動きが丁寧に描かれていてストーリーでした。
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幼いころから空想とロマンスに夢中で、ロマンス作家になるべくしてなったと彼女は言う。ヨーロッパ、エジプト、イスラエル、トルコ、ギリシャの島々を旅して回り、ロンドンでホテル勤務の職を得て数年間働いたのち、現在はニュージーランドのウエリントンに在住。夫と猫とともに暮らしながら、作家としての夢を追い求めて挑戦を続けている。