ハーレクイン・シリーズ
聖女の炎
“ただちに来てくれ。君の妹は助けを必要としている” 修道院へ入る直前、敬虔なクリスチャンの看護師ドミニクは、 妹の嫁ぎ先であるイタリアのロマノス家から火急の知らせを受けた。 美しく華やかで、陽気なあの子にいったいなにがあったの? サン・サビーナに到着し、船のタラップを下りた瞬間、 高級車の脇に立ち、彼女を尊大に眺めまわしている男が目に入った。 あの人が妹の夫の兄で、ロマノス家の家長ドン・プレシディオ……。 このときドミニクはまだ知るよしもなかった。 一生を神に捧げるという誓いが、 プレシディオによって、根底から揺さぶられることになろうとは。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年07月05日
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- 訳者
- 高浜えり
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年06月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58265-2
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- 書籍番号
- K-555 (初版I-2246)
読者レビュー
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ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中で“現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今も読者に支持されている。