ハーレクイン・シリーズ
愛のため夜を駆けて
彼と赤ちゃんと一緒に生きていきたい。
でもそれは、願うのも愚かな夢物語……。
小さな小さな天使さん、お願い、早くパパを安心させて。 看護師ナディアは、生死の境をさまよう早産の双子に語りかけた。 双子の父親で医師のギデオンは、不眠不休の看護でもはや倒れる寸前だ。 今回の代理母出産を望んだ妻とは、すでに離婚が成立したらしい。 複雑な事情を抱えた彼を案じつつ、赤ちゃんたちの世話を焼くうち、 ナディアは3人を愛し始め、ずっとそばにいたいと願うようになる。 けれども彼女は、人に話したくないつらい過去を心に秘めていた。 十代のころ、実の父親によって悪党に売り飛ばされたのち、 そこでの生活に耐えかねて逃げ出し、今なお忍び暮らしているのだ。 父子との絆が深まるほど、身を引くべきだという切ない思いが増し……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年07月20日
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- 著者
- ジョージー・メトカーフ
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- 訳者
- 小長光弘美
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年06月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22524-5
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- 書籍番号
- I-2524
読者レビュー
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大家族に育ち、幼少期から本が友達だった。書き手となった現在も同様で、物語の終わりが近づくと、読み終わりたくないと思ってしまうという。イギリス南西部のコーンウォール地方で“我慢強い”夫と4人の子供とともに暮らしている。