ハーレクイン・シリーズ
〈ママが死んでしまってそばにいないから手術はこわいけど、 手術でぼくの頭痛をなくして、パパをまた幸せにしたいです〉 病を持つ少年の手紙を読んで、慈善財団で働くギャビは胸がつまった。 少しでも心の支えになりたい一心で少年を訪ねると、そこは、 世界的な富豪一族の当主ルカ・ベレッティーニの家だった。 父親であるルカは不在で、ギャビは幼い息子とその祖母に迎えられ、 少年がしばしでも病を忘れられるよう楽しい時を過ごした。 ただ、この子の手紙のことはルカには秘密と祖母に釘を刺される── いつも不幸せそうだと息子に思われていることを知れば傷つくから、と。 だが翌日、少年と同じ黒髪碧眼の大富豪が、突然ギャビの職場に現れた!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年07月05日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- 大田朋子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年06月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22522-1
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- 書籍番号
- I-2522
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モニター
ロマンス小説を超えました。家族の愛が感じられます。素直で賢い、ヒーローの息子ディーノが本当に可愛いくて、心の底から満たされました。子供ものがお嫌いじゃない方にめちゃめちゃおすすめです!
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モニター
まず、題名に惹かれました。手術を受ける少年が不安を慈善財団に綴った手紙をきっかけに出会った人達の物語。少年と少年の父親であるヒーローと慈善財団職員のヒロインは、それぞれに愛を感じ惹かれる。幸せを感じつつも過去の体験から、また悲しい事が起こりはしないかと悩む。優しさ溢れる物語に引き込まれました。涙も笑顔もこぼれます。
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モニター
1ページ目からやられました! 無償の愛というんでしょうか、ヒロインのハートの温かさ、素敵な物語に感動しました。
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モニター
主役二人のロマンスだけでなくヒロインのヒーロー息子への愛が描かれていたように思います。子供が好きではない私には正直ヒロインがヒーロー息子のどこを見て理想の子供と思ったのか理解できませんでしたが、子供もひっくるめて“めでたしめでたし”で終わって良かったと思います。
アメリカの作家。17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティに住み、4人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。