ハーレクイン・シリーズ
義姉が携わるチャリティ活動を助けるため、アビーはファッションショーのモデルを務めることになった。緊張しつつも颯爽とステージを歩くアビー。彼女の目は観客のひとりに釘づけになっていた。ニコライ・アーロフ、無数の浮き名を流すロシアの大富豪。ステージを下りると、彼からの誘いが待っていた。挙式直後に亡くなった夫への思いから一度は断ったものの、寄付への影響を考え、食事だけなら、としぶしぶ応じる。だが、着いた先はレストランではなく、ニコライの家だった。今晩、彼はわたしを帰さないつもり?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年10月20日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 漆原麗
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12427-2
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- 書籍番号
- R-2427
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- ミニシリーズ
- 三人の無垢な花嫁
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モニター
愛を信じないロシアの大富豪ニコライと結婚式当日に未亡人になったアビーが、ある目的の為愛人契約を結びます。二人ともかなり惹かれていますが、お互いになかなか認めません。ここまではよくある話ですが、アビーの亡夫には秘密があって・・。面白くってあっという間に読みました。先月の『裏切りのハネムーン』との関わりが魅力的で、アビーでなくても誤解すると思いました。来月も楽しみです。
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モニター
ヒロインの元夫に嫉妬してしまったり、ヒロインの心を掴むために地味にいろいろ気配りをしたりするヒーローの、自分では意識してない健気さがほほえましかったです。
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モニター
傲慢なプレイボーイというニコライ。私のタイプではないと思っていたのですが、アビーの目から見た野性的かつ魅力的な印象の表現に段々と惹きつけられてしまいました。お互いに頑固で誇り高いアビーとニコライが、反発しながらも抗いようもなく惹かれあう度にドキドキして、少しだけのつもりが最初から最後まで読みきってしまいました。3部作ということなので他の2作も読んでみたいものです。
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モニター
アビーとニコライの二人の、加速度つけて惹かれあう流れに、どんどん引き込まれてしまい、一気に読んでしまいました。
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モニター
最初は静かに始まりましたがすぐにドキドキしてきました。美しい凛々しい仕事のできる主人公は女性の憧れ。その上、美しいのにそれをあまり自覚していない点が清々しく素敵です。相手がどんな女性も虜にする大富豪プレイボーイなだけに、強烈に惹かれていてもつれない態度を続ける気持ちは女性としてよくわかります。亡夫への恋慕の気持ちは神聖だからなおさら。そこからのお互いの感情の動きは息が詰まるほどの緊張の連続。ある女性の出現が、より二人の仲をハラハラさせる物にエスカレート。最後まで一気に読んでやっとホッとしました。
北アイルランド出身。ロマンス作家の中でトップクラスの人気を誇る。大学で法律学を学んでいた十八歳のとき結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚という経歴の持ち主。スリランカからの養子を含めた五人の子供を育てている。時間のあるときは大好きな庭仕事に励み、得意のイタリア料理の腕をふるう。