ハーレクイン・シリーズ
暴君と囚われのすみれ
囚われの日々は、
まるで甘美な休暇のようで──
パートタイム従業員のケイティは社長室に呼ばれた。 会社の情報を、彼女を騙した元恋人に漏らしたと疑われたのだ。 彼ほど不実な人のために、そんなことをするわけがないのに! 潔白を訴えるケイティに、冷徹な実業家の社長ルーカスは言った。 「大事な取り引きが終わるまでの2週間、君を監禁する」 豪華なクルーザーに、監視役のルーカスと二人きり……。 熱く燃える黒い瞳に見つめられ、無垢なケイティは身をすくめた。 一方のルーカスは、大きな誤解のもと、こう思っていた── 美しい顔で男に取り入る女だ、僕以外では手に負えなかろう、と。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年06月20日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 堺谷ますみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年06月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13337-3
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- 書籍番号
- R-3337
読者レビュー
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モニター
あらすじにあるけど、「僕以外では手に負えなかろう…」って、かなりの暴君だし自信家ですよね。父親のせいで愛を信じられないヒーローが、愛に気づけて良かったです。ヒロインも恋人に騙されたけど、幸せになれて良かった。
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モニター
クルーザーにプールがあるのに驚きました。契約が終わり、別れたヒーローが自分の気持ちに気づくのがとても早いのがよかったです。
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モニター
この原作者らしい傲慢すぎないヒーローと純真な、けれど世間知らず過ぎないヒロインのやり取りは読んでいて小気味良かったです。
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モニター
自分の魅力に無頓着で愛を信じる純真なヒロインと愛に否定的なヒーロー。親の職業上世間の目を気にするヒロインと全く気にしないヒーロー。全く正反対の二人ではあるが、他人に冷酷なヒーローがヒロインには憎まれ口を叩きながらも甘やかそうと色々策を練る様子がかわいかった。ヒーローが本当の自分の気持ちに正直になる時…乞うご期待。
トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、2つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年にエクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。現在は中部のウォリックシャー在住。夫との間に3人の娘がいる。