ハーレクイン・シリーズ
ジェニーの職場の女性たちは、同じビルに事務所を持つ弁護士、独身で財産家のザカリーに夢中になっている。しかし、婚約者に捨てられ、故郷を飛び出してきたジェニーは、今のところ、どんな男性ともかかわり合いたくなかった。ところがある事件で、彼女はザカリーに近づかざるを得なくなる。そのうえ、あっという間に彼からプロポーズされてしまい……。
十代のころサキは、実家で庭師として働いていたドミニクに思いを募らせた。なのに彼は姉のシモーンと……。苦い思い出だ。やがて裕福だったサキの家は没落し、成功をおさめたドミニクが、広大な屋敷を買い取った。そして今、彼は屋敷の室内装飾をサキに頼んできたのだ。いったいどうして?重い気持で会いに行ったところ、彼女は突然ドミニクに求婚される。
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- 頁数
- 320頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年10月20日
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- 定価
- 1,005円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-81579-8
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- 書籍番号
- PB-79
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モニター
ヒロインが普通のOLなので、すんなり話に入り込めました。地位・財産・容姿が揃っている男性からのプロポーズはまさに夢のような展開ですが、ただ流されるのではなくはっきり物を言うヒロインがいいですね。ヒーローはとにかく強引ですが、草食系男子が増えている昨今、強引さも男性の重要な魅力だな~としみじみ思いました。
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モニター
展開の早いストーリー展開で、恋愛から結婚まであっという間で、読者のほうが取り残されてしまうのでは?と思うほどのストレートな恋愛模様が圧巻でした。ヒロインの女性は強気なところと女性っぽさが共存していて、チャーミングな女性だと思いました。相手役の男性も内面に優しさを秘めているところがよかったです。スピード感あふれる愛、から運命の強さを感じ、力強い作品でおもしろかったです。
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モニター
この本には2つの話が入っているのですが、二つの話共ヒーローが超強引。ヒロインを想うが故の強引さなのですが、それがヒロインには全く通じておらず、それどころが、冷酷な人と誤解されるしまつ。私はいつもヒロインに感情移入して読むのですがこの本ではヒーローに感情移入し、そういう意味じゃないのに~とヒーローを誤解しているヒロインにやきもきしながら読んでしまいまいた。もちろん最後は誤解も解けてのハーピーエンドです。
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モニター
2話収録されていて、沢山読みたい方にはピッタリ!。でも1話をじっくり読みたいタイプ(どちらかと言えば私はこちら)の方には、ちょっと物足りない感じです。2話共『富豪』で『ハンサム』で『強引』で『年上』の『プレイボーイ』と、翻弄されるヒロインとの結婚迄の話しです。楽しく読めました。私には若干話しの展開が急過ぎる様に思えました。
2話入っていて、2話とも主人公が恋をする相手に対して最初は全然違う感情を持っているけれど、どんどん惹かれていく過程がとっても良かったです。読んで行くうちにどんどん引き込まれていきました。情景が目に浮かぶような文章でコミックをいつも読んでいたのですがぜひ原作読まなくちゃと思う1冊になりました。ジェニーとサキのドキドキ感を味わって欲しいと思います。