ハーレクイン・シリーズ
けたはずれに裕福で、誰もが振り返るハンサム。 大富豪の実業家マラカイは、アディーが5年間別居している夫だ。 結婚記念日の日、彼女はそのマラカイの前で怒りに震えていた。 妻の義務として、僕とベッドへ行ってもらいたい、ですって? たしかに、私は結婚式の直後、花婿から逃げ出した。 彼が私を妻にしたのは、ビジネス上の戦略だと知ったからだ。 私の慈善活動への支援を打ち切るのは、有無を言わせないため? 疎遠な妻は、愛人へ格下げにされてもしかたないの? だが夫との再会を、アディーの無垢な体は熱く意識していて……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年05月05日
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- 著者
- ルイーズ・フラー
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- 訳者
- 麦田あかり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年04月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13326-7
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- 書籍番号
- R-3326
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なる
タイトルからはお互いに独身で…という間柄かと思っていたら、すでに結婚している夫婦。どういう展開?と思いつつ読み進めると、夫であるマラカイは、会社のトップでみんなを惹きつけるリーダータイプというよりは、人の話を聞かない俺様タイプな感じでちょっと(かなり?)苦手なタイプ…。いや、もう少し人の話を聞こうよ?と何度思ったか! 妻であるヒロインのアディーは「できる女性」タイプかと思いきや、夫に翻弄されます。最初はそんな感じで読み進めましたが、徐々にお互いに誤解する部分がわかったり相手を理解することで関係がよくなる展開は「ほ~っ!」と安心しました。後半駆け足気味でしたが強引男性、お好きな方にはオススメできる作品かと思います。
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真珠姫
前半はヒーローの非道さに、どうしようかと思いましたが、ヒーローの子供時代の描写で納得。ヒロインを失う直前に、ヒーローが愛に気付けて良かったです♪
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モニター
ヒーローは育った環境からなかなかヒロインに素直な気持ちが伝えられないのでこじれた話になりますが、ヒロインは全てを受け入れ愛情があります。ヒーローに腹立つけども最後は自分の気持ちをさらけだすからハッピーエンドで良かったです。
小さいころはピンクが嫌いで、プリンセスではなくプリンスになりたがるような、おてんばな女の子だったという。大学では文学と哲学を学び、地元の新聞社で記者として働いたあと、執筆活動に入る。現在はイギリスのタンブリッジ・ウェルズで、ハンサムな夫と6人の子供たちと暮らしている。