ハーレクイン・シリーズ
この夜が終わるまで
「ほんの数時間、ぼくを愛しているふりをする。それだけでいいんだ」 恋人だった元上司ガブリエルの提案に、ローラの心は揺らいだ。 しかも報酬は100万ドル。息子のロビーに苦労させずにすむ。 ガブリエルは失った父親の会社を以前から買い戻そうとしていた。 その会社がついに売りに出たのに、大きな問題があった。 売り手の大物実業家の婚約者がガブリエルのかつての恋人だというのだ。 彼は実業家の嫉妬を和らげて取引を成功させるため、 ローラにひと晩だけ恋人役を演じてくれと言っている。 でも、わたしは嘘をつき通すことができるだろうか。 ひとりで育ててきた、かわいい息子の父親であるガブリエルに……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年05月20日
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- 著者
- ジェニー・ルーカス
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- 訳者
- すなみ翔
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年05月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-55430-7
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- 書籍番号
- PB-230 (初版R-2727)
読者レビュー
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モニター
始まりが兄弟げんかなので内容に入り込むのにとまどったけど、読み始めるとどっぷりヒロインの気持ちに浸れた。ヒロインの母親の出番が少なかったけれど、良い登場の仕方だったと思う。高級ブティックでヒロインが変身した後に少しずつ変わっていく周囲の反応も面白かった。愛を諦めないヒロインは強いと思った。
書店を経営する両親のもと、たくさんの本に囲まれ、アイダホ州の小さな町で遠い国々を夢見て育つ。16歳でヨーロッパへの一人旅を経験して以来、アルバイトをしながらアメリカ中を旅する。22歳でのちに夫となる男性に出会い、大学で英文学の学位を取得した1年後、小説を書き始めた。育児に追われている今は執筆活動を通して大好きな旅をしているという。