ハーレクイン・シリーズ
脅迫結婚
イモジェンは18歳の時、ドラッコと婚約した。 10歳年上で、亡き父の右腕だったドラッコは、子供の頃からの憧れの人。 すばらしい男性、そしてやっと実った初恋。彼女は幸せを感じていた。 だが結婚式の日、ドラッコとのただならぬ関係をほのめかす義母の言葉を否定しようともしない彼に失望して、イモジェンは教会から走って逃げた。 4年後、一度は放棄した父の遺産が必要になり、 弁護士に連絡をとってイモジェンは帰郷することに。 だが、待ち合わせ場所に現れたのは──ドラッコだった。 とまどうイモジェンにドラッコは言い放つ。 「君と僕はまだ婚姻関係にある。妻として僕の子供を産んでもらう」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年05月05日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 高木晶子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年04月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-55429-1
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- 書籍番号
- PB-229 (初版R-1844)
読者レビュー
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モニター
勘違い、すれ違い…先が気になり一晩で読んでしまいました。イモジェンが不憫でした。ドラッコの心情も少し書かれているので、読者としては「言葉足らず!」ともどかしいです。義母がすごく嫌な人。文章はさすがのペニー・ジョーダン! 贅沢をいうなら、もう少し幸せなところを長くしてほしかったです。モヤモヤ部分が長い。
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こゆき
お互い愛し合ってるのに、義母の意地悪な嘘で引き裂かれてしまう二人がやっと夫婦として生活していきます。しかし、お互いの気持ちを誤解したまますれ違っているのがとてももどかしいです。最後はハッピーエンドになりホッとしました!
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Taco
最初から物語に引き込むのは、さすがにペニー・ジョーダン様だなと思いました。傲慢なヒーローとのことでしたが見かけだけで少なくとも私の中にはピュアで優しく一途なヒーローしかいませんでした。これだけ想ってもらったら女冥利理つきるというものです。私も誰かにこれくらい想ってもらいたい!
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。