ハーレクイン・シリーズ
伯爵と憂愁のシンデレラ
運命の伯爵がシンデレラに捧げたのは、
光り輝くガラスの靴ではなく……。
100万ポンドをわたしに? この人は本気で言っているの? ジャクリーンはイタリア人伯爵ヴィットリオの話が信じられなかった。 伯爵の父がまだ若かりし頃、彼女の亡父が賭で稼いだ大金を持ち去り、 酔って記憶が曖昧でそのままになっていたのを、彼が返しに来たという。 赤字続きの雑貨店を営み、貧苦のうちに逝った父を思うと胸が痛んだ。 店は人手に渡り、彼女はそこに住み込みで働かせてもらっているのだ。 伯爵の凛々しい瞳に心を奪われる一方、憤りもこみ上げた。 今さら何を言うの! 即座に受け取りを拒んだジャクリーンだったが、 ほどなく、思いがけない苦境に立たされることになる── 彼女の決断に反対の店主に解雇され、路上に放り出されてしまったのだ!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年05月20日
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- 著者
- ルーシー・ゴードン
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- 訳者
- 杉本ユミ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年05月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22515-3
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- 書籍番号
- I-2515
読者レビュー
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みりん★
最初こそヒロインの方が強かったのに、お話が進んでいくとヒーローが強くなったり、弱くなったり。こんな恋がしてみたい。お互いを思いやり、その時に応じて主導権を相手に預けられるなんて二人ともすごく素敵です。「ステキ!」を超えてこんな女性になりたいな~っと思える内容のお話でした。
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モニター
少しわかりにくい表現もありましたが、慣れてくると気にならなくなりました。ジャッキーとヴィットリオの気持ちの動きがなかなかじれったかったです。
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雑誌記者として書くことを学び、ウォーレン・ベイティやリチャード・チェンバレン、ロジャー・ムーア、アレック・ギネス、ジョン・ギールグッドなど、世界の著名な男性たちにインタビューした経験を持つ。ヴェネチアでの休暇中、街で出会った地元の男性と結婚。会って2日で婚約し、結婚して30年以上になる。二人は3匹の犬と共にイングランド中部に暮らしている。