ハーレクイン・シリーズ
悲しい絆
ハーレクイン・ディザイア傑作選
恋人のためについた嘘は、
決して許されない嘘……。
エヴァは姉の結婚式準備のため、故郷に帰ってきた。 4年前、恋人ジェレドの子を身ごもって父の逆鱗に触れ、町を出た。 以来ひそかに赤ん坊を産み育ててきたとは、彼は知る由もない。 店の試着室で花嫁付添人のドレスを新調していると、 懐かしくも恐ろしい声に、彼女は凍りついた。 相変わらずの魅力を漂わせたジェレドが目の前にいた── 彼は億万長者となって、町にはいないと聞いていたのに! 怒りに燃える目で凝視されたあと完全に無視され、 いたたまれなくなってエヴァが帰ろうとしたとき、 彼が憎しみの矢を放った。「相変わらず逃げるのが得意だな」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年05月20日
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- 著者
- ローラ・ライト
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- 訳者
- 谷原めぐみ
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年05月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51804-0
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- 書籍番号
- D-1804 (初版D-1084)
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- ミニシリーズ
- ハーレクイン・ディザイア傑作選
読者レビュー
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モニター
エヴァとジェレドは、お互いに想っていたのに、エヴァのある思いですれ違ってしまい、とても切ないと思いました。エヴァ、ジェレドの二人の恋の行方だけでなく、二人の子どものリリーをはじめ、家族などキーマンになる人々がいて注目です! 後半になるにつれて、展開が面白かったです。ドキドキ感も増加していきました。
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もり
ハーレクインの王道、すれ違いから起こった物語でした。ヒロインのエヴァの母親として、女性としての強さが楽しめる作品でした。エヴァのひたむきな気持ちに共感しながらこんな風に人を想いたいと思える作品でした。
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モニター
本当はまだ好きなのに、わざと嫌われるためにジェレドに嘘をつき自分を苦しめているとこに切なさを感じました。でもそれは愛するが故のこと。もう胸がキュンキュンして早く続きが読みたいと一機に読んでしまいました。
ミネソタ州生まれ。演劇に歌、社交ダンスに没頭してきたが、10代後半でロマンス小説に出会い、夢中で読み耽るようになる。のちに夫と結婚し2人の娘に恵まれるまで、人生最高の日は作家デビューを果たした日だったと語る。