ハーレクイン・シリーズ
亡き父が遺した遺言状によってミッチ・キンケイドの人生は一変した。あろうことか、父が生前にもうけた愛人との子供を屋敷に引き取り、一年間面倒を見なければ、財産も会社も失うというのだ。しかたがないと腹をくくり、ミッチは年の離れた異母弟を迎えに行くが、そこでひとつ厄介な問題が生じた。子供の叔母カーリーが、甥を手放す気はないとはねつけ、ついには自分もキンケイド邸に行くと言い出したのだ。どうせ富豪の愛人だった姉と同じく、カーリーも美しい外見の下に強欲な本性を隠しているのだろう。ミッチはしぶしぶ、カーリーもキンケイド邸に招待するが……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年10月20日
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- 著者
- エミリー・ローズ
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- 訳者
- 島野めぐみ
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51337-3
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- 書籍番号
- D-1337
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- ミニシリーズ
- キンケイド家の遺言ゲーム
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モニター
ドキドキしながら一気に読みました。ヒロインの強さに惹かれました。金で買えないものはないと信じていたヒーローが心を開いていく過程が良かったです。IとIIIも読みたいですね!
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モニター
互いに悲しい過去を持つミッチとカーリー。ミッチの父親の遺言状によって同居生活を始める二人。過去の傷が元で中々自分の気持ちに素直になれない二人が互いへの愛を自覚していく感情の流れがとても素敵。遺言状の内容は、はじめどうみても納得のいかない感じでしたが、結局最後はよかったのかな?と思えるものでした。結局父親も子供たちを思ってあの遺言状にしたのかと納得できたし。
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モニター
兄弟のため、父の遺言を守るミッチ、姉の忘れ形見をこよなく愛する妹のカーリー。お互いの愛する人のために、自分の幸せを二の次にして、ぶつかり合う二人。次第に引かれ合う二人ですが、どうしても素直になれないもどかしさが・・・。ふたりに幸せは訪れるのか?最後まで、目が離せません。
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モニター
とっても読み易く、あっという間に読めた。内容は読み進むうちに想像できる内容であったが、「次どうなるの?」とワクワクさせられた。エピローグに意外性があり、「あ~あ!なるほど!」と、思いました。さまざまなエピソードが盛り込まれた内容の濃い小説であった。
大学生のころからつき合っていた夫と四人の息子とともに、ノースカロライナで暮らす。十二歳のころからロマンス小説が好きだった。趣味はキルトづくり、料理(特にチーズケーキが得意)、そしてカウボーイに関すること。息子たちの野球の試合を熱心に観戦する母でもある。