ハーレクイン・シリーズ
招かれざる愛人
古城で再会した初恋の人は、二年前とは別人のように冷酷だった。
貧しい暮らしから抜け出そうと、タラと姉は必死だった。姉のフライアは美貌を武器に、ある上流階級の兄弟に近づくと、弟のギイを誘惑することに成功した。一方、タラも兄のリュシアンに見初められ、夢のような一夜を過ごす。だが、翌朝タラが目覚めると彼の姿はなく、代わりに枕元には大金が置かれていた。一年後、結婚したギイとフライアは、生後間もない赤ん坊を残し、事故でこの世を去った。そしてさらに一年後……。姪のポピーの養育権をめぐり、奇しくもタラは、リュシアン――フェランボー伯爵と再会することになった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年10月05日
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- 著者
- スーザン・スティーヴンス
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- 訳者
- 小長光弘美
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12425-8
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- 書籍番号
- R-2425
プロのオペラ歌手として活躍していた経歴を持つ。夫とは、出会って五日後には婚約をし、三カ月後には結婚したという。現在はチェシャー州で、三人の子供とたくさんの動物たちに囲まれて暮らしている。昔からロマンス小説を読むのが大好きだった彼女は、自分の人生を〝果てしない、ロマンティックな冒険〟と称している。