ハーレクイン・シリーズ
大富豪グレゴリオと会ってから、リアの転落人生は始まった。 彼のせいで破産した父が失意の中で亡くなり、友達は離れていき、 家も差し押さえられて、婚約者にまで別れを告げられた。 明日からは、生活費を稼ぐために働かなければならない。 だが勤務先のホテルにもグレゴリオが現れ、リアは愕然とする。 私の身に起こったことは、すべて彼の計画どおりだったの? 初めて会った夜、グレゴリオは私を一目見てほしくなったと言い、 彼のものという印をつけるように、婚約中だった私にキスをした。 グレゴリオは絶対にあきらめない気だ。私が彼の手に落ちるまで。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年04月20日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 東みなみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年04月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13323-6
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- 書籍番号
- R-3323
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K.A
シンデレラストーリーといえばいいのか。ヒロインの身に降りかかる災難とか双方の誤解とか、紆余曲折があっても情熱的に結ばれる展開は王道で安心して読めてしまう。ヒロインの身に降りかかるトラブルを具体的にどう処理したのか個人的には知りたかった! それと外国人ってものすごく感情の起伏が激しい! 日本人にはない感覚というのもあってまるで映画を観ているような感じで読めました。今度はどれを読もうかと楽しみにしています。
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モニター
リアとグレゴリオの出会いが最悪だっただけに、再会してから何度も衝突しますがリアがグレゴリオの新しい一面を見つけて悩みつつ惹かれていく姿に、どういう形でハッピーエンドになるのかドキドキしながら読みすすめました。読みやすい文体なので一気に読めます。転落してしまった人生の中で危なっかしいですが、懸命に人生を立て直そうとするヒロインなので、そういう主人公が好きな方にはオススメできる本だと思います。
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アオ
リアもグレゴリオも傍から見ると大人っぽくスマートな感じなのに、お互いのことになると素直じゃなく子供みたいに口喧嘩ばかりしているのがアンバランスで可愛いです。喧嘩しつつもリアが窮地に陥ると颯爽と現れて助けてくれるグレゴリオがとっても素敵でカッコよかったです。王道的なストーリーでテンポもよく楽しく読めました。
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モニター
ヒーローがヒロインに一目惚れして揺るぎません。お互いに惹かれながら素直になれず衝突もしますが、ヒーローはヒロインがピンチの時に必ず助けにきてカッコイイです。ヒロインも自立していて好感が持てます。
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の1人。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年に見事デビューを果たす。以来、数多くの作品を生み続け、2015年にはアメリカロマンス作家協会から、その功績を称える功労賞を授与された。エリザベス女王からも目覚ましい活躍を認められている。