ハーレクイン・シリーズ
悪党紳士のマイ・フェア・レディ
何も持たない、何も知らない娘を、
一から理想のレディに育ててやろう。
19歳のノエルは親兄弟を一度に亡くして悲嘆に暮れていたが、 若い親戚の男性に誘われ、彼のところに居候させてもらうことになった。 家賃の代わりに家事や仕事を手伝う生活にも慣れ始めたころ、 親戚の義兄である弁護士ジャレッドがニューヨークから引き揚げてくる。 彼はこの家の主で、堅苦しい冷血漢との評判どおり、 遠い親戚のお情けにすがっていると揶揄して彼女につらく当たった。 だがあるとき、ノエルが上流階級のパーティへの誘いを断った理由が、 すてきなドレスがなく、礼儀作法も踊り方も知らないからだと知ると、 ジャレッドはためつすがめつ彼女を観察し、驚きの発言をした。 「きみをつくり替えることは、不可能ではない」
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- 頁数
- 336頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年04月20日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 野原はるか
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- 定価
- 1,181円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年04月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-80094-7
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- 書籍番号
- PS-94
読者レビュー
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さの母
ヒロインが優しい親戚の彼を選ぶのか、それとも第一印象がスーツを着た悪魔の彼を選ぶのか、ドキドキしながら読み進め、いつの間にか物語の展開に一緒になってハラハラしながら読んでました。
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モニター
ハリケーンで1人ぼっちになってしまうノエル。ヒーローの嫉妬っぷりが楽しかったです。年の差ストーリーを堪能したい方にぜひオススメです!
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モニター
出逢った瞬間から惹かれ合っていたようなものなのに、なかなかそれを認めようとはせず、その感情をようやく自覚してからも、自分は相手から求められていないと思い込んではすれ違ってしまう。そんなじれったい二人に大変やきもきしつつ(笑)。けれども、特にハードボイルドなヒーローが年若いヒロインを恋い焦がれて心かき乱される様子は読んでいてもとても切なく、ぐっと胸に迫ってきました。
シリーズロマンスの世界で今もっとも売れている作家の1人。各紙のベストセラーリストにもたびたび登場している。かつて新聞記者として締め切りに追われる多忙な毎日を経験したことから、今も精力的に執筆を続ける。大の親日家として知られており、日本の言葉と文化を学んでいる。ジョージア州在住。