ハーレクイン・シリーズ
キャリンは、義兄夫婦の結婚記念パーティに出席するため実家に帰った。 失恋のショックでいつの間にかグラスを重ね、酔ってしまったところを、 長身の男性に強くたしなめられ、会場から連れだされた。 黒髪に黒い瞳をもつ精悍なその男性の名は、 ラフェ・エドゥアルド・アルバレス──世界的な大富豪だった。 キャリンはたちまちラフェに心奪われ、情熱に身を任せるが、 翌朝、自分の行動を恥じ、彼に冷たくしてしまう。 怒って祖国へ帰ったラフェに、やがて知った妊娠を言いだせぬまま、 9カ月後、キャリンは赤ん坊を産んだ。 そこへラフェが突然姿を現し……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年04月05日
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- 著者
- サンドラ・マートン
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- 訳者
- 漆原麗
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年03月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-55427-7
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- 書籍番号
- PB-227 (初版R-1765)
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読み始めたら中断できず一気に読んでしまいました。駆け引きがなく、感情のままぶつかり合う二人に惹きこまれます。とても情熱的な作品でした。2002年の作品、関連作品があるのか気になります。【モニター】
【編集部より】バロン家の恋を描いた関連作は『ギリシアの神に恋を』他、弊社HPの電子書籍でお楽しみいただけます。 -
モニター
最初の出会いからしてお互いに誤解して、その後のめぐり合わせで結婚しても経緯やお互いの生まれや育ち、環境による違いもあって誤解続きなので心配しながら読みました。この話は男女の両方からの視点で話が展開するので、どちらの心情もわかり話の中に入っていきやすかったです。娘の名前のエピソードは感動的でした。
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ひろさく
一夜限りの情熱で小さな命が宿ったとき、ヒロインは一人で育てる道を選びます。一方、「愛」に無縁の厳しい環境で育ったヒーローは自分の子供のためには手段を選ばず強引に母子を手に入れ、冷えきった家に囲い込みます。どうなるの? ひとたび情熱がよみがえれば特別な関係になれるのに。なかなか愛に気づかない、お互いの心が見いだせない二人に、最後までハラハラさせられること間違いありません。
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モニター
キャリンが失恋で自暴自棄な気持ちの中、義兄の結婚記念パーティーで出会ったラフェ。こんなタイミングで出会わなければもっとハート色の大恋愛もできたかも。でもこの物語はいい意味で人間臭く二人の気持ちが描かれていて最後はどういう関係になるのか気が気でなく一気に読んでしまいました。
中東とフランスの血を引くシークを描いた『砂漠で見つけた愛』で鮮烈なデビューを果たす。外見はセクシーでたくましい、しかし内面は優しい“男のなかの男”というヒーローを好んで書く。ロマンティックタイムズ誌の批評家賞を8度も受賞し、USAトゥデイのベストセラーリストにも登場する、名実ともにトップを走る売れっ子作家。現在コネチカット州北部に暮らす。