ハーレクイン・シリーズ
さよならまでの二週間
そばにいて見向きもされないのなら、
いっそ“さよなら”を伝えよう……。
里子だったライラがスペイン人大富豪ミッチの秘書になって1年。 地味でまじめな彼女は初めて会った日から彼に恋心を寄せてきたが、 ボスの目に浮かぶのはいつだって、友達以下の感情しかなかった。 思いが募るほど切なさで胸がくるしくなり、もう限界……。 そんなとき、ミッチがとんでもない取引を提案してきた。 なんでも願いを叶えてあげるかわりに、2週間のあいだ、 ぼくの婚約者のふりをして兄の結婚式に同伴してくれないか、と。 生き別れた母を捜す資金のため、何より、つらい片思いを諦めるため、 ライラは断腸の思いで、いい転職先を紹介してほしいと告げた。 そして、愛する彼の婚約者を精一杯演じようと、さえない眼鏡を外した。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2018年04月05日
-
- 著者
- スーザン・メイアー
-
- 訳者
- すなみ翔
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2018年03月17日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-22509-2
-
- 書籍番号
- I-2509
読者レビュー
-
しあわせ
読み始めるとすぐに、大きくひらかれたぶどう畑の空気と風を感じる様になり、どんどんと作品の中に引き込まれていく。その場所にいて会話や温度や質感を直に触れている感覚になり、話の内容がすっと入ってくる。誰の気持ちの中にも自分を見てしまうだろう。「爽やか」で「爽快」な作品を一気に読み進めてしまうこと請け合いだ。
同じテーマから探す
ペンシルベニア生まれ。夫と3人の子供とともに、今もそこに暮らす。販売員や弁護士秘書、地方新聞のコラムニストなどさまざまな職業を経て、現在は執筆に専念。大家族の中で育った経験や、職場でいろいろな人々と出会ったことが作品を書くうえで大いに役立っていると語る。